日に日に秋らしい気候になっています。カラッと晴れた気候は気持ち良く過ごせませすが、思いのほか低い気温と空気の乾燥は、インフルエンザウイルスにとっても快適な気候。すでに学級閉鎖のニュースも聞かれます。体もまだ寒い季節対応にはなっていない今の時期こそ用心が必要でしょう。毎年恒例ではありますがインフルエンザ予防を思い出す時期です。
・うがい 喉の粘膜に取り付いたウイルスは20分ほどで細胞に侵入するので、感染の可能性のある場所では20分ごとにうがいをするのが理想的ということになります。これは現実的ではありませんが、そのぐらい頻繁にしたほうがいいという意識づけにはなるでしょう。職場、家、外出先であっても、可能な限りうがいを励行すべきです。注意点として、うがい薬は有用な菌もなくしてしまうおそれもあるので、殺菌に優れたカテキンを含む緑茶を持ち歩くのがいい作戦です。塩素が含まれている普通の水道水も効果的。
・手洗い 石鹸を使って15秒以上の手洗いを頻繁に心がけるだけで、感染を45%ほども減らせます。ちなみに、手についたウイルスは5分で死にますが、その間に目、鼻、口、傷に触れてしまうとそこから感染する可能性大。むやみに手で顔や傷に触れないように。
・マスク 基本的に飛沫感染の予防と、鼻や口周辺の湿度を高くしてウイルスが生存しづらい環境にする効果を期待するものです。ウイルスのサイズは小さく、一般的な素材は通過してしまうので、空気感染に対しては万全の対策とはいえません。顔とマスクの間に隙間を作らないようにつける注意が必要です。
・室温 気温20度以上、湿度50%以上で6時間経過後、ウイルスが95%減ったという実験が知られています。インフルエンザウイルスが最も好むのは気温10度前後、湿度10〜30%程度。湿度だけをあげても温度が低いと生き残るウイルスが増えますので、最低でも室温20度はキープしたいところです。
以上は、すでに浸透している基本的な注意事項ですが、ほかに以下のような対策もあります。
・ゴーグルやメガネ 口元はマスクでいちおうの対策はできるものの、目の粘膜は無防備です。理想は花粉症対策などで使用される、目をしっかり覆うゴーグルをつけることですが、通常のメガネでも飛沫感染の予防にはなります。
・帽子 髪についたウイルスは、手よりも長く生きます。人ごみに入るときには洗濯しやすい帽子をかぶり、帰宅後すぐに脱ぎ、可能なら服とともに洗ってしまえると安心です。またロングヘアの女性は、できるだけ髪をまとめた方がベター。
こうやって注意していても、完全にウイルスに接しないで生活することは不可能ですので、免疫力の確保も心がけなければなりません。免疫力の維持・向上については、とりあえず「冷えない」「疲れない」「タンパク質とビタミンの摂取」の3つを覚えておくことにして、あらためてよく調べ直します。
寒いところでメガネをすると暖かく感じるなとは思っていましたが、ウイルス対策の意識はありませんでした。今年は外出時はメガネを基本にしようと思います。