ゴゴスマ。

久しぶりに自宅からリモートで出演。

低体温症は、寒い地域だけではなく比較的気温が高い地域(九州や四国)などでも生じます。気温が、5度とか10度でも生じることがあって、これは、筋肉量が少ない高齢者、介護が必要であまり動いていない人に生じると考えられています。
死亡者の約8割が高齢者、7割が室内で生じるという統計もあります。1年間で低体温症での死亡者数は熱中症よりも多い年もあるので注意が必要です。
中等症以上の死亡率は約40%と報告されているので、何といっても予防が大事です。
 
●室温18℃以上を保つ。
低体温症などの健康被害を防ぐため、WHO=世界保健機関は、室内の温度を18度以上にすることを強く勧告しています。 18度を下回ると、 低体温症だけではなく、血圧が上がったり、脳卒中、不整脈のリスクが高まります。
 
●お一人暮らしの方、年配の方に生じやすいです。自分自身で室温などに注意するだけではなく、家族が電話などでアドバイスしたり、
冷え込む前に、一度家の中を見に行ってあげたりなどの配慮が必要かと思います。