外国人観光客によるインバウンドに対する大きな期待から、現在の新規感染者数、医療提供体制などを考慮すれば、外国人観光客の受け入れ緩和は、妥当な方向性なのかとも思います。


●外国人観光客の受け入れ緩和で注意すべきことを考えてみました。


①マスク文化がない外国人に注意する。(我々が熱中症に気をつけながらマスク着用を継続する。)


②受け入れ人数上限を段階的に緩和へ。(一日の入国者数上限を1万人から2万人に増加が考えられています。急に緩和しすぎると感染の急な再拡大になる可能性もあります)


③症状が出た外国人が円滑に検査を受けられるようなシステムの構築。(場所、検査体制、費用、言葉の問題など)


④オミクロン株の亜系統に関する情報を得つつ、ゲノム解析に力を入れていく(BA.4BA.5BA2,12,1といった、いわゆるオミクロン株の亜系統が、南アフリカ、欧米で見つかってきています。その株の感染力や重症度はよくわかっておらず、ただ、ワクチンや過去の感染による感染予防効果は低下していることがわかっています。)


⑤医療提供体制に支障がでたら、検疫を迅速に強化する。