脳腫瘍の症状

円楽さんが罹患された脳腫瘍について

脳腫瘍の症状は一般的に、

１）頭蓋内の圧が高まるためにおきる頭痛、吐き気、意識障害など

脳は周囲が頭蓋骨に囲まれた閉鎖空間であるため、その中に腫瘍ができると逃げ場がなく、その結果、頭蓋の中の圧力が高くなります。起床時に症状が出やすいのも特徴です。

２）局所症状：腫瘍ができた脳の部位が働かなくておきる症状

脳はそれぞれの場所によって、役割が決まっています。脳腫瘍かできた場所により、運動、感覚、思考、言語などに関する症状が現れます。

円楽さんは、思考や気分に関わる脳の場所にできたものと思います。前頭葉のようです。

脳腫瘍は、手術や放射線による治療が一般的です。放射線が効きやすい性質の腫瘍や、腫瘍が脳の深いところにある場合には、放射線治療が優先されます。放射線治療をおこない腫瘍も小さくなったため、高座復帰となったようです。