池江璃花子さんの白血病について。

詳細な白血病のタイプや病名などは不明。

だから予後も不明ですが、早期発見とのこと。


◆白血病 

血液の中には、赤血球、白血球、血小板などの血球がある。そしてそれぞれに役割がある。


役割:

赤血球は酸素を運ぶ

白血球は細菌やウィルスなどと戦う

血小板は出血を止める


白血病は、原因不明のまま、血液の中の白血球が無制限に増殖する病気。増殖した白血球は正常に働かない。

結果的に、赤血球、血小板が徐々に減少し、そのために、

①息切れ、どうき、貧血←赤血球が少なくなるため

②出血傾向(出血しやすい)などの症状←血小板が少なくなるため


上記の症状で医療機関を受診した場合には、医師は血液検査を行い、白血球の異常増殖を認めた際に、白血病を疑う。

骨髄生検により確定診断する。


抗がん剤等により寛解することが多いが、再燃することもあり、長期の経過観察が必要。

骨髄移植を行うこともある。



ちなみに

   急性型、慢性型などのタイプがあり、それぞれの型に骨髄性、リンパ性、単球性などの種類がある。最も患者数が多いのは急性骨髄性白血病で、次に多いのが、慢性骨髄性白血病。