母からの絵手紙とお見舞い
認知症の母、90歳。
時々施設から絵手紙が送られてくる。
「寂しい」とか、「逢いに来て」とかはない。
気持ちを察してお見舞いに。
母曰く、
●何を食べても美味しい
●痩せようとは思うが食欲に負けてしまう
●施設の皆んなにとても良くしてもらっている
●自分は本当に幸せ
●人を褒めることが自分の取り得
●子供は褒めて育てた
今日も色々学んだ。
短期記憶はほとんどないが、古い記憶や論理的思考力はきちんと保たれていて、いつも奥深い生き方を教えてくれる。
短期記憶を失ったためか、「絵手紙を書いた覚えはない」と主張してました。
施設から帰ろうとしたら、「また時間あったら来なさい!」と、元気な声と笑顔。
母のおかげで自分の今日がある。
自慢の母。