TBSラジオ、「ジェーン・スー 生活は踊る」。毎月最初の水曜日にレギュラー出演。

今日のテーマは、「夏の食中毒」。

 

放送内容の一部は


カンピロバクター、O157について解説


食中毒の三原則は、「つけない」「ふやさない」「やっつける」。


「つけない」は、菌をつけないよう、清潔にするということです。

手洗い、調理器具の洗浄などが重要です。生ものを調理したら、生板や包丁を洗う。

 

「増やさない」は、菌をできるだけ増やさないようにすることです。

生ものを買ったら寄り道しないでかえる。あと、冷蔵庫は、あまりたくさん詰め込まず、7割ぐらいの食材で冷えるようにしましょう。一方、冷凍庫に関しては、互いの食材が保冷材の役割をしますから食材をたくさん入れて構いません。


「やっつける」は、

よく加熱すれば菌が死ぬ、というイメージがありますが、具体的には75で1分加熱する。特にミンチ肉などでは、中心部まで加熱することが大切。

O157は、主に、牛などの腸の中にある菌が、加工の過程で筋肉の周囲に付着したものです。だから、ステーキ肉なら周囲を十分に加熱していれば、内部が赤くてもO157に感染することはありません。

一番、気を付けるのは、ハンバーグや、メンチにつかうミンチ肉。これらの肉は、肉の内部にもO157が付着していることがあるので、芯までしっかり加熱することが大切です。

 

「便に血が混ざる「高い熱がでる」「下痢がひどいが水分が飲めない」はすぐ医療機関へ!


 #TBSラジオ #ジェーンスー #生活は踊る #食中毒 #so954 #tbsradio #radiko #seikatsu954905 #長峰由紀 @janesu112