ダブル不倫疑惑が報じられた女優の斉藤由貴さん。
情報番組「羽鳥慎一 モーニングショー」(テレビ朝日系)で、そのお相手とされた50代の男性医師に対する単独インタビューの内容を聞きましたが、以下のように思う。
●男性医師は、「手つなぎ」写真については、斉藤さんが「よろけていた」ので、手を支えただけだと主張した。
→よろけていたなら、医師として、体幹に近い肩や腕を支えるのが妥当。末梢である手をつないでも、本当によろけたら、頭部を打撲してしまう。
→医師が患者と恋人つなぎ、することはない。せいぜい病気が治って握手するぐらいであろう。
●男性医師曰く、クリニック以外のマンションなどの場所で斉藤さんと会っていたことについては、「今、斉藤由貴さんは再ブレークしているので、うちのクリニックの方にいらっしゃって頂きますと、他の患者さんの対応が難しくなってしまう。やはり、患者さん、相手の背景に合わせて対応するのが医者の使命だと思っています」
→著名人の受診で、一般の患者さんの診療に支障を来す場合には、私(森田)は、診療時間外に、クリニックにて看護師立会いで診療をする。あるいは、個室の待合室で待たせるなどをする。身体が自由に動かせるの既婚女性のマンションに往診に行くなど考えられず、一線を越えていると疑われても仕方ない。医療従事者である看護師が毎回同行していたのだろうか?
●私の医学部入学時に当時の医学部長が、30年余り前に、私に語ってくれたことを思い出した。今回の件とは関係ないかもしれないが、
医学部長曰く
「患者さんは、医師を初めて受診した時から、家族構成、個人情報などのすべてを伝え、また、聴診、触診など、肌をも露出する。それぐらい医師を信頼してやってくる。高い倫理感が求められる仕事だ」。
色々考えてしまう。