中京テレビ、キャッチ!。コメンテーター。
番組が取り上げた内容の中で、①松居一代さん、②ジャガイモの毒、③心の健康(双極性障害)などについてワタシナリーに掘り下げてみた。
●松居一代さんのYouTubeを分析
以下は全く私見です。
双方の言い分が違うので真偽はわかりませんが、松居さん、理路整然と話をされているように感じた。船越さんへの強烈な愛が根底にあり、それが過剰に燃えてしまい、憎しみに変わったようにも思う。ネットで訴えることには疑問だが、時代の流れなんだろうか?
●ジャガイモの芽に毒があるのはよく知られていますが、緑色になった皮の部分の毒、ソラニンにも注意。
緑になったところは深めに皮をそぎ取るのが重要。
また、ジャガイモを保管するときは、日光を避け、暗く涼しい所で。ただし、冷蔵庫は避けた方がよい。
農林水産省のHPにもあるように、加熱によりそれほど毒が減ることはありません。
中毒症状としては、吐き気、下痢、腹痛、頭痛、めまい。数時間から出始め、遅い時には数日後に出ることもあります。大量に摂取した場合は、昏睡状態に陥り、子供では死亡する場合もあるようです。
病院では、特異的な解毒剤や拮抗剤はないので、だから、胃洗浄、下剤やなどの対症療法を行います。
●心の病い
日本人は、体の健康に関してはとても関心を持っていますが、心の健康に関しては、関心が薄れがちです。
△欧米では、体のかかりつけ医と、心のかかりつけ医を持っている人も多いです。長い人生には、身内の不幸など辛く耐え難いストレスに直面することがあります。
△ちなみにWHOの健康の定義は、
健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)
心の病いも、医療機関にためらわず足を運んで欲しい。
そのほか放送では、
〇九州豪雨
〇「厚切りジェイソン『カルピス』」
乳酸菌の商品化の苦労
〇日本一ビールが詳しくなる〟図書館
などなど、盛りだくさんの内容で、楽屋はいつものように散らかり資料の山。
恩田千佐子さん、佐藤和輝さん、佐野祐子さん、石橋武宜さん、スタッフの皆さんにいつも感謝。
中京テレビにある局をイメージして描かれた絵画。
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以下は放送とは無関係ですが、精神医療に関する情報です。参考まで。
△うつ病に関する、森田の過去のブログ。
△うつ病と思っていても、躁の時期もある双極性障害の場合もある。
うつの症状は、本人が辛いと自覚できるが、躁の症状は、本人が自覚できず、周囲のみが気づいていることが多い。
心療内科、精神科には家族と受診することを勧める。家族から見た眼が正しい診断に役立つ。うつ病と双極性障害では、治療薬が全く異なる。
△精神科医
日本の精神医療は、米国に比べてまだ立ち遅れています。医師数も欧米に比べ、少ないのが現状です。
欧米では、癌の治療、不妊症の治療などの際に、精神科医師やカウンセラーなどが、医療チームとして参加し、心のケアを同時に行っていくことも多いです。
△日本の精神科医師数は、様々な理由で増えています。
精神科医師数の増加は,精神障害による受療患者数の増加,こころの健康問題についての社会と医学生の関心の高まりが背景にあるとも思われます。