日刊ゲンダイ、この人に密着24時間に掲載されました。森田豊さん 携帯電話は24時間オン

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テレビの情報番組や新聞・雑誌に医療のコメントをしたり、「Doctor―X~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)など、人気医療ドラマを監修したりと大忙しの森田豊さん(53)。各メディアでおなじみの医師は2011年、東日本大震災の年、当時の勤務先・板橋中央総合病院の部長職を辞職。診察だけでなく、一般の人に医療情報を伝える医療ジャーナリストの道を進んだ。


「医師不足や医療現場について、あらためて考えてみたのです。そのとき、困っている人の姿を思い浮かべると、一般の人が何を必要としているのか見えてきました。病気や医療のことを一般の人に伝える仕事をしたいという思いから、ジャーナリストとして本格的に活動を始めたのです」


毎週月曜は名古屋でレギュラー番組に出演。隔週土曜日は大阪へ。東京キー局の番組にスポット出演するほか、新聞・雑誌の取材を受け、一般向けの医療本を執筆する。もちろん、現役医師として、医療機関での診察も続けている。


 「名古屋テレビのゆるキャラ“ウルフィ”との写真撮影も意味があります。放送は流れたら終わりですが、SNSに番組で紹介した医療の情報などを記録しておけば、見ていない人にも知ってもらえますからね。新幹線や飛行機での移動中は執筆や原稿チェックを行います」


携帯の電源は、医師になってから手術時以外、つけっぱなしだ。ジャーナリストの仕事を始めてからも年1、2回の休みを除いて24時間つながるようにしているという。


「急ぎの問い合わせには、スタッフに断ってCM中に対応したこともあります。医療ミスについてコメントを求められたとき、批判を含めて話せる医師は少ないです。医療ミスが少なくなるように、時には嫌なことも言わなきゃいけないこともあります。もうひとつは、病院からの連絡を密に取れるようにするためです」

 食事は移動の途中などに1日4、5回に分けて食べる。30分の“昼寝”も日課だ。


「同じカロリーなら複数回に分けた方が、血糖値の急激な上昇を抑えられ、太りにくい。もちろん、ヨガの後の軽食はスープのみです。30分ほど昼寝すると、午後の作業効率が高まります。医学的に実証されているのでおすすめです」


多忙でも、心身ともに健康でいられるのは10年続けているヨガのおかげだという。


「外科医として、がんなどの手術を数多く手掛けているうちに肩凝りがひどくなりました。肩凝り解消も兼ねてここ数年は、週2~3回のペースでヨガのマンツーマン指導を受けています。時間は曜日によって異なりますが、有酸素・無酸素運動を取り入れ、深い呼吸とともに体をほぐし、瞑想をすると心が落ち着く。どんなに体が疲れていても、心が乱れていても、安定した自分に戻ることができるんです。私にとっては最高の健康法です」


睡眠は、国内外の研究で長寿との関係が深いとされる7時間を心がけているという。


【1月のある月曜日】

4:00 起床、シャワーを浴びて、おにぎり1個食べる

4:30 ホテル前に迎えに来たタクシーで名古屋テレビ「ドデスカ!」出演のため移動

4:40 控室で新聞全紙をチェック

5:00 プロデューサーらと打ち合わせなど

5:15 メーク

5:30 全体ミーティング

6:00 オンエア

8:00 放送終了後、反省会、局のゆるキャラ「ウルフィ」と写真撮影

8:30 ホテルに移動

8:50 午前中の各局の番組チェック

10:30 30分の睡眠

11:00 肌の手入れして、昼食、移動

12:00すぎ 「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」出演のためCBCテレビへ移動

13:30 スタッフと打ち合わせ

14:00 オンエア

16:00 放送後、名古屋駅へ

16:20 新幹線で移動。夕食

19:00 クリニックで診察開始

21:15 診察終了

21:30 クリニックでヨガの先生からレッスンを受ける

23:00 軽食、入浴

24:00 就寝


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