塩水洗浄の危険性、羽鳥慎一モーニングショーにて解説 


{B8BDA141-D0F0-4700-8210-87350C012F83}


1リットルに10グラムの食塩を入れ10分から20分で一気に飲む塩水洗浄。

下痢が生じるので便秘は解消されるが、脂肪が燃焼するダイエット効果や、体の毒が外に排出されるというデトックス効果は望めない。


危険性はたくさんある

急速に水分、塩分を取ると、胃や腸が急激に膨れて、吐く可能性が高い。場合によっては嘔吐を繰り返し、食道の粘膜が切れ(マロリーワイス症候群)大量出血のためにショックになることもある。

心臓、腎臓、肝臓に持病があったり、働きが衰えている人は、心不全、呼吸不全、腎不全などになることもある。

下痢によって腸内フローラが乱れる。腸には、免疫細胞の7割や、セロトニンという幸せを感じるホルモンの9割が存在しているので、免疫力が衰えたり、イライラしたりする。

ナトリウム濃度が変化することで、精神障害、けいれん、意識障害などが生じる可能性がある。


そもそも、日本人の食塩摂取量の上限は、男性一日8グラム未満。女性7グラム未満です。この健康法を続けていったら、塩分過剰摂取のために、高血圧、脳卒中や心筋梗塞などの病気の危険性を高めることになります。