こんにちは、ドクター美整形外科でございます
ご覧いただきまして誠にありがとうございます。
今回はよく麻酔はどれにしたらいいですかと聞かれるため
簡単に当院で使う麻酔の種類と
その他美容整形外科で扱うものについてご紹介したいと思います。
麻酔の種類はいろいろあります。
クリーム麻酔、局所麻酔、睡眠麻酔、呼吸麻酔、全身麻酔など
現在、当クリニックでは輪郭切除手術、両あご切り手術などの大大手術は行っておりませんので
主に使用する麻酔方法は
クリーム麻酔、局所麻酔、睡眠麻酔
でございます。手術の種類によって使用される麻酔方法もいろいろとなってきますので
簡単な麻酔から全身麻酔はどんな手術で使用するかまでご紹介させていただきます。
軽いものから重いものの順でご紹介いたします。
クリーム麻酔
使用:フィラー/エクソソーム/リジュランヒーラーなどプチ施術および皮膚治療
皮膚表面に塗り、痛み軽減
局所麻酔
(痛すぎない、範囲が小さい手術)
使用:フィラー/糸リフト/目の整形/ノーズビーム/人中短縮など
簡単に終わる施術と手術に使います。意識を保ったまま手術部位だけを注射麻酔します。
身体に大きな負担はかかりません。局所麻酔の痛みが耐えられない方は少しだけ眠る睡眠麻酔で受けることもあります。
睡眠(静脈)麻酔
(局所麻酔にするには痛い場合、範囲が大きい手術、一気に何種類かの手術を受ける場合)
使用:フィラー/目の手術/鼻の手術/人中短縮/切開リフト/プロテーゼ挿入/眉下切開/目の下脂肪取り/脂肪吸引/脂肪移植など
適切な薬物を投入し、睡眠を誘導して眠らせる方法で痛みや不安を解消
眠っている間、局所麻酔をしておくため注射の痛みが記憶にない麻酔
短い医療施術に使用する麻酔量なので、身体に大きな負担はかかりません。
笑気(呼吸)麻酔
(範囲が大きく時間がかかる手術)
使用:豊胸/輪郭/両あごなど大手術
手術時間が4時間以上かかる時使用することが多い
医療用ガスを吸って鎮静効果を持つ麻酔で痛みを感じにくくなります。
全身麻酔
(範囲が大きく時間がかかる痛みが強い手術)
使用:豊胸/輪郭/両あごなど切骨する手術
完全に意識のない眠った状態にする麻酔方法
全身麻酔は睡眠とは異なるため呼吸が浅くなり、ときには停止することもあります。
睡眠と比べ眠りが深いため、口からのどを通して気管の中に呼吸を助ける管を挿入します。
薬物服用歴、侵襲程度、手術時間、患者の状態を十分考慮した上で
適切な麻酔方法を選びます。
質問
睡眠麻酔、どうして?
ネイルを落とす理由
ネイルは血中の酸素を測る機械の測定値が不確実になる恐れがあり、
ご来院前に落としてお越しください。
手術前に酒量を聞かれる理由
麻酔の効果は個人差がありますが、麻酔の耐性が分かるからです。お酒も麻酔剤の成分も肝臓で分解されます。普段お酒をよく飲まれる方、強い方は麻酔剤が入っても肝臓で分解できやすいため、お酒をまったく飲めない方よりは麻酔剤をもう少しかけることがありますのでたまには参考のために事前に聞くこともあります。
内服中の薬がある場合は?
飲んでいる薬があるかによって麻酔可能か判断されます。手術当日朝まで服用していただくものと、手術数日前から止めていただく薬がありますので内服中の薬がある場合はお知らせください。
飲食を止める理由
胃の中のものが麻酔中に肺に流れ込むと、生命にかかわる危険なことになります。
安全な麻酔にとても大切なことですので、手術当日は6時間前からガム、アメ、お水、ジュースを含めて食事や飲み物の制限を必ずお守りください。
生理中か風邪気味だと手術受けられないのですか?
生理中だと必ずしも手術ができないわけではありませんが、出血量が多い日にちはできるだけ避け、風邪は軽い症状なら問題ありませんが、熱が出たり体調がすぐれない場合は病院のほうにご連絡ください。
たまには麻酔がよく効かない方もいらっしゃいます。
患者さんの状態に合わせて適切に容量の調節ができることが
医者のノウハウであり、とても大切なことです。
25年間麻酔事故の無いドクター美
もっとも安全性を最優先して手術を行っております
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