先日、水酸化ナトリウムを誤飲したという人が搬送されました
以前
で書きましたが、アルカリは危険です
どこまでも粘膜を侵食していきます
何をどうしたら飲めるのか理解不能ですが、救急隊曰く
「学校の教諭で、実験用に作り置きしておいたものを誤って口に含んだとのことです。違うと思ってすぐに吐き出したと本人は言ってます」
口に含んですぐに吐き出したとのことで、まだマシかなと
治療法は洗う他ありません・・・
とにかく大量の水で洗います・・・・
口なら「うがい」すればいいですが、食道はどうにもこうにもです・・・
現場でも洗ってくれたみたいですが、何十分でも洗い続ける努力が要ります
受け入れを決定したのち、とにかく洗うしかないと、ERのシャワースペースを確保します
来院後シャワースペースに直行していただき、舌が赤くただれていることを確認し、すぐに洗浄開始
ひたすら口腔内を流水で洗い流していただきます
ある程度落ち着いたところで事情を聞くと
理科の実験用に2%水酸化ナトリウムを作成して保存していたものを誤って飲んだ
とのことでした
２％て・・・汗
そんな濃度の高いものを使うんか・・・
(￣ー￣；
0.2%の間違いじゃないのか・・・
と思って調べたら、こんな実験が流行っているようです
https://www.kenis.co.jp/solution/experiment/chemistry/003.html
２％水酸化ナトリウム溶液にインジゴ・カルミンを入れて、勢いよく降ると、インジゴ・カルミンの酸化・還元が起こり、溶液の色が
黄色になったり赤になったり緑になったり
という実験です
たぶんこれやりたかったんかな・・・
(・・；)
現物を持ってきてもらいましたが
なぜコーラの容器に入れたし！？？
(￣Д￣；；
コーラに見えるやん！！！！
(￣Д￣；；
管理方法に難ありです！！
確かに実験はペットボトルに入れてやることになっていますが・・・
これ、普段何気なく机のうえにお茶やジュース置いてる人なら、何気なく化学薬品をペットボトルにいれて置いといたら何気なく飲んでしまいます・・・
全国の小中高等学校教諭の皆様
お気をつけください！！！
以前
酸とアルカリはどっちが危険か
で書きましたが、アルカリは危険です
どこまでも粘膜を侵食していきます
何をどうしたら飲めるのか理解不能ですが、救急隊曰く
「学校の教諭で、実験用に作り置きしておいたものを誤って口に含んだとのことです。違うと思ってすぐに吐き出したと本人は言ってます」
口に含んですぐに吐き出したとのことで、まだマシかなと
治療法は洗う他ありません・・・
とにかく大量の水で洗います・・・・
口なら「うがい」すればいいですが、食道はどうにもこうにもです・・・
現場でも洗ってくれたみたいですが、何十分でも洗い続ける努力が要ります
受け入れを決定したのち、とにかく洗うしかないと、ERのシャワースペースを確保します
来院後シャワースペースに直行していただき、舌が赤くただれていることを確認し、すぐに洗浄開始
ひたすら口腔内を流水で洗い流していただきます
ある程度落ち着いたところで事情を聞くと
理科の実験用に2%水酸化ナトリウムを作成して保存していたものを誤って飲んだ
とのことでした
２％て・・・汗
そんな濃度の高いものを使うんか・・・
(￣ー￣；
0.2%の間違いじゃないのか・・・
と思って調べたら、こんな実験が流行っているようです
https://www.kenis.co.jp/solution/experiment/chemistry/003.html
２％水酸化ナトリウム溶液にインジゴ・カルミンを入れて、勢いよく降ると、インジゴ・カルミンの酸化・還元が起こり、溶液の色が
黄色になったり赤になったり緑になったり
という実験です
たぶんこれやりたかったんかな・・・
(・・；)
現物を持ってきてもらいましたが
なぜコーラの容器に入れたし！？？
(￣Д￣；；
コーラに見えるやん！！！！
(￣Д￣；；
管理方法に難ありです！！
確かに実験はペットボトルに入れてやることになっていますが・・・
これ、普段何気なく机のうえにお茶やジュース置いてる人なら、何気なく化学薬品をペットボトルにいれて置いといたら何気なく飲んでしまいます・・・
全国の小中高等学校教諭の皆様
お気をつけください！！！