さて、前回の続きです。

今回用意した

「ポマール クロ・ド・ラ・プラティエール 2005  プランス・フローラン・ド・メロード」

プランス・フローラン・ド・メロード

とは一体どんなドメーヌなのでしょうか。



アロース・コルトンの御隣ラドワ・セリニ村に本拠をおいており、
ブルゴーニュ大公時代の城を引き継ぎ、今も使用している歴史あるドメーヌです。

「ワインは最低でも5年程度は熟成させるもの」というポリシーのもとに葡萄を収穫するときも、醸造所に運び込まれた葡萄の中から熟していない葡萄を丁寧に選別し、取り除くという徹底ぶり。
と言われていますが、

まぁ当たり前のことを当たり前のようにやっているというわけです。

まさに内科のようなドメーヌw



やや地味ながら堅実なワイン造りに定評があるようです。

このドメーヌはコルトンを中心としたワイン造りを行っており、コルトンにいくつか畑を所有しています。


ちょっと話がとんで


2009年にロマネコンティを作っているDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ)が、コルトンも作るという発表をしました。

DRCはロマネ・コンティ、ラ・ターシュ、リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、グラン・エシェゾー、エシェゾー、モンラッシェという特級畑のワインを生産している、言わずと知れた最も有名なドメーヌです。


そのDRCが、コルトンのクロ・デュ・ロワ、ブレッサンド、ルナルドの3つの畑のブドウを混ぜて、コルトンを生産するのです。

そして、その3つの畑を所有していたのが


プランス・フローラン・ド・メロード


というわけです。


というわけで一躍注目を浴びたドメーヌ。


もともとポマール村のワインは、果実実の凝縮感が強く、力強い味になると言われています。

メロード家がコルトンと併せて2枚看板をだすポマールは、一般的なポマールと比べて非常にエレガントで繊細という評価があります。


いやはや

楽しみでしかたないです。



実はこのワイン

店員さんが、自分で飲もうと隠し持っていたものを、奥から出してもらいましたw
( ̄▽+ ̄*)


さてさて


もしこのままワイン会(まだ3回目もやってないけど・・・w)が続くなら


このメロードのコルトンと、2012年にリリースという噂のDRCのコルトンを何とか入手して飲み比べ★

なんてこともしてみたくなりますね。




この2本のほかにも

アルザスのワインで

アンダンテ、アダージョなる
音楽をやっている人なら喰い付きたくなるワインも手元にあります。


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アペリティフは

ブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエの弟子の一人
フィリップ・シャルロパンのマルサネ・ロゼ


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さぁどんな夜になるのでしょうか

感想はまた後日