先週から今週にかけての1週間強、まゆみさんが入院していた関係で、有給をいただき、息子のワンオペ育児をしていました。


正直始まる前までは楽しく育児が出来ると思っていたんですよね。


曲がりなりにも3ヶ月育休取っていましたし。


・・・甘かった


蓋を開けてみたら、かなり大変でした。


というわけで奮闘記を簡単に書いておきたいと思います。



【苦悩の前半戦】

まず、ほぼ母乳のみで育てていたのが、いきなりミルクに変わりました。


とは言え何ヶ月か前にはミルク飲ませたこともあったし、それしかなければ飲んでくれるだろうと思っていたら、全く飲まない


哺乳瓶の乳首を口に入れられるだけで凄く嫌そうでした。


いやいや、あなたミルクから栄養取らないでどうするのよ・・・


まぁ和牛の子牛でも親付けにそこそこ慣れた状態から、いきなり人工哺育に切り替えるとかなり手こずるので、ヒトも同じなんだなぁと思ったり。


とりあえずそれまで2回食だった離乳食を急遽3回食に変更。


しかし、これだけで足りるのか⁈

牛なら点滴でも入れてあげるのにと思ったり。


ちゃんと元気な状態で過ごさせることが出来るのか、初日から不安しかなく。


初日は学生時代の水泳部の合宿の初日を思い出すような、これで最後まで乗り切れるんだろうかという絶望感を感じながらのスタートとなりました。



そんな中、頼りになったのはレトルトの離乳食。


特に和光堂の「しらすとわかめの煮込みうどん」は救世主的に食いつきが良かったです。



2日目からは離乳食を1食100g以上 (まゆみさん入院前の3倍くらい‼︎) 食べてくれることも多くて、これでなんとか凌いでくれるかなと思いました。


また、2日目以降は食後に40mLくらいミルクを飲んでくれるようになりました。

ただし、最後まで乳首は嫌がり続けたので、哺乳瓶の本体からコップ飲みする感じ。



食べるもの以外ではとにかく抱っこを求める時間が多かったです。


3人で家にいる時は結構1人で遊んでくれたりしていたんですが、そんな時間はほとんどなく。


相当不安だったんでしょうね。


そして愛想の良さがウチの息子の売り的なところがあったんですが、笑顔がかなり減りました。



不幸中の幸いは夜はしっかり寝てくれたこと。


これまで夜起きた時は結構母乳を飲ませて寝かしつけていたので、全然寝てくれなかったらどうしようかと思っていました。


ただ不安を紛らわすためには寝るしかないと思ったのか⁈、起きたとしても割とあっさり寝かしつけが出来て、しっかり夜は寝てくれました。



【改善の兆しが見えた後半戦】

便秘が続いて小児科に連れていくなんてこともありましたが、そこで浣腸をしてもらって以降はお腹の苦しさがとれたのか、急にミルクを飲むように。


調子の良い時は160mLくらい飲んでくれるようになりました。


ただ相変わらずのコップ飲みなので、食事用エプロンでカバーしきれないくらいにこぼす。


父子ともに毎食ベチャベチャになって着替えていましたが、それでも飲んでくれるようになったことにありがたみを感じていました。


ミルクを飲むようになった効果か、夜起きる回数も減って最終日には1回も起きなかったですし‼︎



後半戦になっても相変わらず家の中では抱っこ魔と化していました。


それでも、抱っこ紐での散歩や、チャイルドシートでのドライブに連れ出してあげれば、比較的落ち着いてくれることが分かってきたので、積極的に連れ出してあげるように。


プールとか子育てサロンにも連れて行きましたが、抱っこされていないとすぐグズっていました。


ママ友さん達には温かくお声がけいただいたので、ホントありがたかったです。



なんとなくこんな感じでやれば良いのかなというのが掴めたかと思ったら、翌日にはあっさり覆されるなんてことも多々ありましたが、試行錯誤しながらなんとか無事入院期間を乗り切りました。



【総括】

まゆみさんが退院して戻ってきてから、ウチの息子は狂ったように母乳を飲んでいます。


そしてずっと表情が強張っていて、全然笑ってくれなかったんですが、だいぶ落ち着いたようで笑顔がめちゃくちゃ増えました。


あのにこやかな笑顔が戻って来なかったらどうしようと思いましたが、無事に復活してくれて良かったです。


激変ぶりを見ると、やはり相当キツいストレスがかかっていて、苦しかったんだろうなとあらためて思います。


よく頑張って乗り越えてくれました。



父親の自分の方はと言うと、当然ランオフ続きだったんですが、もちろん走りたいなんて思いになることは一切なく。


もう少し期間が長ければまた違ったのかもしれないですけど。


太るかと思いましたが、息子に食べさせる方に精一杯で、自分の食生活は二の次になった結果、ランオフ続きでも体重は落ちていき、なんならベスト体重くらいになりました。


意外と走ってなくても、散歩だったり、寝かしつけだったり、抱っこだったりで、結構動いたり、筋肉使ったりしてますしね。



そしてまゆみさんの退院後、久しぶりに走ったら、走る時の縦揺れが寝かしつけの時の縦揺れのように感じられました。


もちろんそこにはいない息子が一緒にいるような錯覚に陥って、変な感じでした。



以上、ワンオペ育児奮闘記でした。


終わってみれば凄く貴重な経験が出来たなと思います。


そして母親が戻ってきてからの息子の変貌ぶりを見て、母親という存在の偉大さをあらためて実感しました‼︎

2人の時は夜しっかり寝ていた息子が、テンション上がってるのか夜中に目パッチリのニコニコ笑顔で元気に徘徊するようになったし(笑)