2年連続出場となったピンネシリ登山マラソン。


今年もしっかりレポを書きたいと思います。


最初に書いておきますが、今どき5,000円でフルを走らせてくれて、しかも米2kgと昼食券と入浴券付きで、スペシャルも置かせてくれるなんて、こんな良い大会なかなかないですよ‼︎


ローカルレースハンターのみやみさんとかにはぜひ来ていただきたいものです。



相変わらず振込用紙を使ったりするなかなかにアナログな申込様式を経て、無事にエントリー完了。


・・・したんだかどうだかも不安になる感じながら、レース1週前くらいにハガキが送られてきて、ちゃんとエントリー出来てたんだなぁと安心する感じでした。



今年はスポーツドリンクとバナナが準備されているということで、スペシャルも置けますが、無理にたくさん置かなくても良さそうだなぁという感じ。


そして「北海道の山ですので、熊鈴などで熊対策をお願いします。」と非常に大事なことが書かれています。



今年はびばい割というのが使えたので、ぴぱの湯ゆ〜りん館に前泊。


会場までは車で30分強と少し離れていますが、食事の時にベビーベッドを準備してくれたり、お気遣いいただいてとても良い宿でした。



7時開始の宿の朝食を超高速で食べ終えて、会場入り。



受付を済ませて、参加賞を受け取ったらスペシャルを預けます。



今年はエイドがしっかりしたので、預けてる人が少なめですね。


自分は山頂折返しのところに高級リポビタンDを1本預けました。

トップバリュの超安い栄養ドリンクに浮気しそうになったけど、価格なりの効果に期待・・・


それと今年も去年に引き続きブログ読者のFさんにお会いしました。


去年も大変ありがたい情報を教えてくださったんですが、今年の情報は「名簿がないのでハッキリとは分かりませんが、速い人が1人いました」とのこと。


結果的に2位だったので、今年も完璧な情報をありがとうございました。


来年もよろしくお願いいたします。



ゼッケンを装着し、トイレを済ませたりしていたらあっという間に8:30のスタート時間が近づいてきました。


でも安心、山頂コース参加者は80人くらいなので、いつでもあっさり最前列を確保出来ます。


スタート地点から撮影した様子。


さぁ、いよいよレースのスタートです。



【START〜15km】




芝生の上から一斉のスタート。


お尻の後ろに付いている黄色いのが熊鈴です。



シューズは去年のピンネシリ以来となるピンクのヴェイパー。


すっかりピンネシリ専用シューズとなりました。


スタート直後はスタートダッシュを決めてきた人と、たぶん去年2位だった人とともに先団を形成。


1kmあたりから押し出されるように先頭に立ちます。


一応レース前日に去年のラップを見ていたので、最初の1kmが4:19なら良い感じかなと思いました。


5kmで先導の自転車が外れることは分かっていたので、その前に写真撮影。



なお、この写真を撮った後に、フリップベルトからスマホが飛び出して落としてしまい、一瞬取りに戻ることに。

先頭にいながら何をしているんだ自分は・・・


以降、フリップベルトの落ちにくそうなところに入れようとしたら熊鈴が身体の左側に来ることになり、若干邪魔でした。


4kmのラップが4:02/kmだったので、若干速いかなと思いつつも、後ろに人の気配を感じていたこともあり、意識しては落とさずに進みます。


5km過ぎのエイドで給水したら、いよいよ林道突入。


足場が変わったこともあり、左のお尻に攣りそうな感覚がありましたが、300mくらい走ったら戻ったので良かったです。


去年はこの辺からしばらく単独走でしたが、今年は直後に足音と熊鈴の気配。


そして7km過ぎくらいのエイドで給水している間にあっさり抜かれました。


抜かれた後は後ろにつかせてもらいましたが、脚の筋肉が素晴らしいし、フォームに無駄がなくて綺麗。


これは付いていくのも厳しいだろうなぁと思いながらも、なるべく離されないように頑張りました。


走りながら撮った割には意外にちゃんと撮れてた。


11kmあたりの登山道入口エイドを過ぎ、



14km手前くらいから傾斜が一気にキツくなりますが、去年の経験があるのは結構大きい。


ここでキツいのは1kmくらいのもんで、15kmまでは間違いなく走れることが分かっていますからね。


いよいよ先頭の方が見えなくなってきましたが、まずは最初の踏ん張りどころと頑張って走ります。


少しフラットになったら15kmのエイド。



ここまでほぼ単独走ではなく、引っ張ってもらえていたこともあり、明らかに去年より速いラップを刻めていました。


それでいて、余力も有り。


Fビレッジハーフ→タマリクが効いたのか、千葉に行った時に京成臼井のゴッドハンドにほぐしてもらったのが効いたのかは分かりませんが、かなり良い感覚の序盤戦でした。



【15km〜山頂】


15kmを過ぎてここからが本当の勝負所。

去年は目の前の傾斜を見てあっさり降参し、大量に歩きを混ぜていたところを2位の人に追いつかれました。

その時に感じたのが歩いても走っても変わらないと思っても、やっぱり走った方が速いということ。

ゼーハーしない程度の遅いペースでも良いから、とりあえず走り続けることが重要なんだなと。

それで今年は歩かないぞ‼︎とは思いつつ、結局ツラいことを忘れてるだけで、走れるような坂じゃないんじゃないかとかもレース前は思っていましたが・・・


やっぱりゆっくりペースなら走れる‼︎


遅くても走れてるっていうのは気分が良いですね。


ただここで誤算が・・・


なんと後ろから軽快に登ってくる人がいて、あっさり3位に転落。



いやぁ、走りの軽さが全然違いました。


それでも抜かれたとは言え、自分も走れてるんだからこのまま頑張ろうと奮い立たせて、淡々と進みます。


山頂が近づくとこんなに良い景色を見られたりします。



去年下りの時に撮ろうと思ったら、かっ飛んでて写真を撮る暇がなかったので、今年は登りのうちに撮ってきました。


ただ18kmくらいで少し緩くなった傾斜が山頂近くになるとまたキツくなるんですよね。


それでも去年の経験があって、どうせまた距離が少し足りてないから意外に山頂は近いんだよなぁと思えたこともあり、無事にロード区間は走りきることが出来ました。


去年は1番遅いラップが8分くらいだったのが今年は7:18/kmだったので、しっかり走った甲斐はありました。


山頂の直前、ほんの一瞬 (50mくらい?) だけ山道になるのでそこは悩まず歩いて山頂到着。



このレーダが目印です。



今年も天気が良かったので係の人に写真撮影してもらいました。



さぁ、ここからは来た道をひたすらひたすら下るのみのボーナスタイムです。


長くなってきたのでレポは後半戦に続きます。