こんばんは。

本日引越し荷物を搬出して、つくばの家を出ました。

3年間住んでたつくばにこれからはなかなか来ることもないかと思うと、なんとも切ないですね。

とりあえずこれでようやく少し落ち着いたので (札幌に行ったらまたバタバタになりそうですが)、茨城思い出づくり的な日々のことを少しずつブログに書いていこうと思います。

ただ・・・今日の内容はギリギリ栃木です。



これまで出張の途中でたびたび通っていた茂木町。

運転の休憩にちょうど良いので、道の駅もてぎやいい里さかがわ館という直売所に寄る機会がありました。

そこで目にしたパンフレットに載っていたのが『ミツマタ』という花。

いい里さかがわ館から少し山の方に進んでいった焼森山にそのミツマタの群生地があるんですね。

パンフレットの綺麗な写真に惹かれ、1度行ってみたいなぁと思いながら見頃の3月中旬〜4月上旬を待っていたところで今回の転勤。

それでも3/23に午前半休をねじ込んで行ってきました。


ネットの情報によると、多くのカメラマン達の狙いは群生地に朝日が射しこんで発生する光芒。

条件的に前日雨からの晴天というのは割と絶好な感じ。

光芒が発生するとしたら7:50くらいとの情報もあったのでその時間帯を目指すことにしました。

日の出は5:30くらいなので、こんなに明るいのに7:50でホントに良いのかなぁと不安になりつつ、7:00過ぎに臨時駐車場到着。

そんなに広くないこともあり、平日にもかかわらず駐車場はほぼ埋まっていました。

臨時駐車場から1kmほど歩いて群生地に到着。

すでにカメラマンがいっぱいスタンバっていました。



群生地は遊歩道で一周できるようになっています。


みんな入口&出口付近の方から奥に向かってカメラを構えている感じ。

自分もそれに倣って、入りこめそうなところに三脚を立てました。

時間が経過するにつれ、徐々に陽の光が射しこんできます。

そして確かに7:50頃が一番それらしいタイミング。

残念ながら綺麗な光芒は出ませんでしたが (そんなに確率は高くなさそうなので、初回で見られるほど甘くはないですね)、それでも奥の方にはうっすらと光が射していました。


この一面に広がっているのがミツマタ。

群生地にだけこれだけの量が密集しているというのはなんとも不思議な感じがします。

時間が経過した後にベスポジっぽいところから撮影したらこんな感じの構図でした。


なんだかんだどこから撮っても綺麗ですね。


ひとしきり写真を撮ったら遊歩道を散策。

ミツマタのトンネルって感じになっていて、凄く良い雰囲気です。


下から見上げると花の黄色さが際立って綺麗です。


ちなみにミツマタの名前は枝が3つに分岐するからというもの。


分かりやすいですね。

花をアップにしてみても可愛い。


タイミングによるのでしょうが、白っぽい花もあります。



なんか美味しそうにすら見えてくるのは自分だけでしょうか。




自分的に1番綺麗に撮れたかなと思うのはこの写真。


なんだかジェット風船が舞ってる球場みたいな雰囲気もあります。


こんな感じで、ミツマタ群生地はとにかくフォトジェニック‼︎

ミツマタが"森の妖精"と呼ばれているというのも頷ける素晴らしい世界が広がっていて大満足でした。

念願叶って行くことが出来て良かったです。

なかなかに辺鄙なところですが、オススメ度はかなり高め。

今回は時間の都合と一眼レフを持っていったので、群生地だけに絞りましたが、このあたりはハイキングコースになっているので、いろいろ散策してみるのも良いかもしれませんね。



おまけ) 帰りにいい里さかがわ館で食べた「おとめサンド」。


求肥が実に良い仕事をしていてとても美味しかったです。