こんばんは。
今朝8時から小江戸大江戸200Kを走り始めた戦友達は今なお走り続けています。
走れない悔しさでアップデートなんか見れないかなぁなんて昨日は少し思いましたが、実際は全然そんなこともなく、布団の中でアップデートを見つつ、呑気に応援の念を飛ばしております(笑)
みんな頑張れ‼︎
さて、自分が風邪に苦しんでブログ執筆から遠ざかっていた間に、新型コロナウイルス感染症が日本国内で広がりをみせたことで、東京マラソンの一般の部の中止が決まりました。
以降、各地のマラソン大会が中止へと追い込まれています。
幸いにしてまだ自分が参加予定の大会で中止が決まった大会はありませんが (とくしまマラソンは時間の問題かもですけど)、目標としていた大会が中止になった方々の心中は察するに余りあります。
そして、大会の中止に伴い世の中に広まっているのが、ほとんどのマラソン大会において「中止になっても返金されない」という問題。
マラソンを走っている人間からすると結構当たり前になっているこの事象ですが、世の中の非ランナーからすると疑問を呈することになっているようです。
個人的な見解を述べさせてもらうと、実はかねてからこのことについては疑問を抱いていました。
規約に定められており、それに同意している以上、返金がないことに対して直接文句は言えないかもしれませんが (東京マラソンや名古屋ウィメンズマラソンのような事例をそもそも規約で言うところの『中止』と扱うべきかどうかについても疑問はありますが、とりあえずそれはさておく)、
提示されている規約そのものをそのまま受け入れるのではなく、変えようという動きがあっても良いのはないかとは思っていたんですよね。
というのも現状の一般的な規約は参加者側にあまりにも不利益すぎると思います。
もちろん参加者側の都合で参加出来なくなった場合に返金がないのは当然のことだと思うのですが、主催者側の都合で大会が中止になっても返金がないというのはあんまりではないでしょうか。
「大会に参加して走る」ということの対価として参加者は参加費を支払うのであって、それが出来ないのになぜ返金がないのでしょう。
もちろん準備段階で多くの費用がかかっているということは理解出来ます。
でもそれはあくまで主催者側の都合ですよね。
参加者からすればどれだけ費用がかかっていようと、結局「大会で走れない」わけですから、参加費を払う道理はないわけですよ。
極端な話をするなら、「牛肉を買おうとして代金は支払ったけど、売るはずの牛は死んだから売る肉はない、けど餌代はかかってるから金は返さない」みたいなことをしてるわけですから、ちょっと考えられないです。
そしてこんな制度になってしまっているから、次から次へと大会が中止になってしまったと思うんですよ。
大会主催者側からすれば、今の状況で開催すれば多方面から文句がくる、一方で中止にしても返金はないから何も損はない。
そうしたら楽に選べる道は中止ですよね。
これが中止にしたら返金が必要な制度になっていれば、話は違ったでしょう。
現実、マラソン以外の大人数を集客するイベントでは、何らかの対策を講じた上で開催に踏み切っている例の方が多いように感じますしね。
規約を変えるとすると、大会主催者側から返金のリスクを負ってまでは大会を開催出来ないという意見が出る可能性はあるでしょうし、保険をかけるとなれば参加費がこれまでより高額になるという可能性はあるでしょう。
それでも個人的には今回の一連の騒動をきっかけに、今まで当たり前とされていた規約を見直す方向に進んでもらいたいと思っています。