こんばんは。
昨日時点での月間走行距離が264.0kmということに気づいてちょっと焦り始めたやまいちです。

月初めはかなり良いペースで走ってたんですけどね。
今月からラン以外にも力を入れ始めたとは言え、出来れば300kmにはのせておきたいところ。

しかし、明日は飲み会、木曜日はフットサル。
果たして届くのでしょうか。



さて、今日の旅行記は大牟田・荒尾観光編です。
荒尾競馬場が残ってる間にこのあたりに来てみたかった。

天神から西鉄で大牟田へ移動。
このあたりは言わずとしれた石炭産業の町。

三池炭鉱は日本の近代化に大きく影響を与えた炭鉱で、その一部は世界遺産にも登録されています。


大牟田駅でレンタサイクルを借りて、まずは宮原坑へ。


ここは三池炭鉱の中でも主力坑の1つ。

鋼鉄製の櫓は明治に作られたものがそのまま残っているそうです。

無料で見学出来るんですが、ボランティアの方が熱心な説明してくださって非常に興味深くみることが出来ました。

宮原坑には囚人が劣悪な環境で働かされていたという歴史もあるそうです。

詳しい説明は割愛しますが、歴史が感じられるところで来て良かったと感じました。





最後にはボランティアの方が炭坑節を熱唱してくださいました(笑)


続いては県境を越えて、熊本県荒尾市の万田坑。


こちらも非常に雰囲気のある外観ですね。

中は宮原坑と似たような感じとのことだったので、有料だったこともあり、外から眺めるだけにしました。


宮原坑や万田坑の周辺には三池炭鉱専用鉄道敷跡各所に見られます。



最盛期には総延長が150kmにも及んだらしいですから凄いです。


最後は再び大牟田に戻り、三池港へ。


各坑口で採掘された石炭が鉄道によってここに運ばれ、各地に搬出されていたんですね。

遠浅で干満の差が激しい有明海において、閘門を設置するなどすることで、大型船が入港できるようになっています。


港を整備した團琢磨という方は「石炭山の永久ということはありはせぬ。築港をやれば、そこにまた産業を興すことができる。築港をしておけば、いくらか百年の基礎になる。」と言っていたそうです。

実際に100年の時が流れ、炭鉱が閉山した後も残り続ける港を見て、実に先見の明があったんだなぁと感じました。


おまけ) 大牟田・荒尾で食べたお菓子。




次回は玉名・和水の金栗四三編です。