【9割が知らない中学受験の誤解④】 | 早慶ゼロワン

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いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

中学受験カウンセラー野田英夫です。

 

今回も皆さまが陥りがちな中学受験の誤解を解明していきます。

 

今回のテーマは、

「中学受験はアンフェアな挑戦なのか!?」

 

まだ12歳の子どもが挑戦する中学受験

そして、勉強を始めるのは小学3年生からだと8(9)歳からとなり、

さらに幼い時期からのチャレンジとなります。

 

では、「どうして中学受験はアンフェアなのか」、

 

「精神年齢の差」

 

ここに大きな原因があります。

 

【精神年齢とは?】

 

精神年齢とは、

子どもがどれだけ成熟しているかを示す概念で、

実際の年齢とは必ずしも一致しません。

これは感情のコントロール、自己管理能力、論理的思考力など、

多岐にわたる要素から成り立っています。

ある子は非常に成熟していて自立している、

一方で、他の子はまだまだ感情のコントロールが難しく、

集中力にも欠けることがある。

 

これが精神年齢の差といえます。

 

【どうして中学受験はアンフェアなのか?】

 

中学受験は、

12歳という幼い年齢での大きなチャレンジといえます。

学力だけでなく、精神的な強さや安定性も求められます。

しかし、すべての子どもが同じように成長していません。

この段階での精神年齢には大きな個人差があるわけです。

そして、特に強調しておきたいのが、論理的思考力の差です。

この差が受験の結果に大きく影響を与えることになります。

 

つまり、

精神年齢の高い、いわゆる“ませた子”にとっては受験が有利に働くのですが、

逆に、精神年齢の低い、いわゆる“おさない子”にとっては不利に働くといえるのです。

 

だから、総じて一般的には、

中学受験に“向いている子”“向いていない子”とに分類されることになります。

 

【精神的におさない子に中学受験は無理なのか?】

 

結論から言います。

安心してください。大丈夫です。

 

私が話しているのは、世間で言われている、あくまで一般論ですから。

 

しかし、

9割の保護者は、この一般論によって行動してしまっています。

「知っておいた方がいい!集団授業の落とし穴!」

まだ読んでいない人は、これも読んでおいてもらいたいですね。

https://ameblo.jp/doctor2017/entry-12855331029.html?frm=theme

 

 

だから、まずはこの一般論といえる、

アンフェアな中学受験について説明していきましょう。

 

【塾が難関進学校だけを対象としている事実】

 

サピックス、四谷大塚などの大手集団塾では、

難関進学校だけを対象として運営しています。

 

すべての中学校に対応していると言われますが、そんなことはありません。

嘘ではありませんよ。

対象としているのは、難関進学校だけです。

 

特に御三家などの最難関進学校に合格するために存在しています。

そのためのテキストで、そのためのカリキュラムで授業が進められて、

その授業についていける生徒だけを対象としています。

 

その高度な授業についていける、

論理的思考力と精神年齢が高く、自立している子を対象としています。

 

それは御三家などの最難関進学校が、こういう優秀な生徒を求めていて、

求められているから入試問題は、

高い論理的思考力が問われる難問が多くなるわけです。

また、先に挙げた生徒の自己管理能力が備わってないと、

そのような難度の高い塾の授業についていけないのです。

 

これがアンフェアな中学受験の事実といえます。

 

 

【ではフェアな中学受験はないのか?】

 

ここからは一般論ではなく、

世間では語られていない内容の話をします。

 

まず大学付属校と難関進学校の入試問題が違うことをご存じでしょうか?

大きく異なります。

 

それは、

大学付属校に入学するのと、

難関進学校に入学するのとでは、

 

目的がまったく異なるからです。

 

大学付属校に入学する目的というのは、

受験勉強に左右されることなく、

自分の好きなことや将来やりたいことのために、

時間を有効につかうことにあります。

そのため入学試験を難問ばかりにする必要がないわけです。

 

一方、

難関進学校に入学する目的というのは、

中学・高校の6年間をつかって、

大学受験で難関大学に合格することにあります。

先ほど述べたとおり、

6年後の難関大学の合格に対応できる優秀生に入学してもらいたいので、

中学入試では論理的思考力を問う難問ばかりになるわけです。

 

このように目的が違うから、

入学試験も異なるのです。

 

もしお子さんが早熟な子でないのなら、

基本問題が中心の大学付属校を志望することが賢い選択だと思います。

 

大学付属校を選択することにより、

精神年齢の差に左右されることなく受験勉強が可能となります。

そして、よりフェアな受験を経験させることとなります。

 

繰り返しになりますが、

大人が考えている以上に精神年齢の差は大きく影響します。

まだ精神的に幼い小学生にとって、

高い論理的思考力が必要な受験勉強は重い負担となりますし、

ストレスによる精神疾患に発展する可能性だってあります。

 

「なんでこんな問題解けないの?!」

子どもに言ったことありませんか?

 

いまはまだ解けないけど、

精神的に成熟したら解けるようになります。

ただいまはレディネスでないだけですから。

 

では、また!

 

 

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YaHoo!ニュースに取り上げられました。

 

医学部進学は「予備校代で2000万円」もあり得る…普通の受験とはまるで違う「医学部専門予備校」という世界

https://news.yahoo.co.jp/articles/bfc7f49a30b5b072cbe068cd5765271ddffcce1d

 

なぜ医学部の現役合格生は「中高一貫校」ばかりなのか…どんどん難化する医学部入試という異常な世界

https://news.yahoo.co.jp/articles/def2959fcf44c0eafdb2763edbbad7ca521b9f5e

 

医師を目指す親子が中学受験でやりがちな2つの誤解

難関進学校と大学付属校「併願の落とし穴」

https://news.yahoo.co.jp/articles/65718ea6f8fe66e28a96ab2ddb670131fb32deae?fbclid=IwAR2vR-39iQmwayULuAlWwQ-QONA32KnT8QhZbwsQwQHYI-2lNXBf1lQIu30

 

医学部進学を目指せ!偏差値が低くても1年で大学付属校に合格する勉強法

【医学部進学のための「中学受験」】

https://news.yahoo.co.jp/articles/fcfab9ea0910f14615bbbfbd56a87d4f592d4e3d?source=rss&fbclid=IwAR0dpaIk6apiYW4ImJAbjHmVroYI3pvcIWyN2prEytDau0fSnwP8PCGd0II

 

中学受験時の偏差値30台…それでも医師を目指せる「医学部3.0」ルートとは?

【医学部進学のための「中学受験」】

https://news.yahoo.co.jp/articles/863f36063271201e892a7f5fa988ab46dcbee7a8?fbclid=IwAR24z1QLM-CDMojD4LgFidyPq21nm24jHpkxmoNNzcqzJMMfkFwGiD7gjwk

 

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