【中学受験 大手集団塾に向かないご家庭とは?】 | 早慶ゼロワン

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いつもお読みいただきましてありがとうございます。

中学受験カウンセラー野田英夫(のだひでお)です。

今日は、中学受験で大手集団塾に向かないご家庭について、話をしていきます。

大きくはこの3つに該当するご家庭が、
大手集団塾には向かないといえます。


①保護者のフォローとサポートができない

②お子さんが精神的に幼い

③大学付属校を志望している


それでは詳しく説明していきますね。

【①保護者のフォローとサポートができない】

まずは
①保護者のフォローとサポートができない場合

大手集団塾では、保護者のフォローとサポートを必須としています。

大手集団塾のなかでもサピックスでは、
子どもだけで学習を進めていけるのは、上位5%と言われています。

サピックスでは、特に難解なレベルのテキストを使用しているため、
授業についていける生徒が2割強、
だから子どもだけで進めていけるのが上位5%というのも頷ける数字です。
そもそもサピックスという塾は、講師からの生徒へのフォローは一切ありません。
「ついてこられる生徒だけついてきてください」というスタンスの塾ですからね。

そのため、
サピックスに限らず大手集団塾に通わせる大多数のご家庭では、
保護者が塾のフォローをしてあげないと宿題が終わりません。

授業を理解して帰って来ないのですから仕方ないことですが、
夜0時を超える家庭がざらにあります。
これでは子どもも保護者も睡眠不足となり、健康に良くありません。

特に、共働きのご家庭においては、
ツライ状況がありますが、
こういうご家庭をフォローしてくれる塾もあります。

大手集団塾のフォローをしてくれる個別指導塾ですね。

TOMAS、中学受験ドクターなどがそれに該当します。

本来なら保護者がフォローすべきことを、
個別指導塾が代行するわけです。

当然ながら大手集団塾の費用に加えて、個別指導塾の費用が加算されることになります。

「中学受験は“課金ゲーム”だ!」と言わるのはこれを言っています。

ここでは詳しくは言いませんが、
個人的には、これを利用するのは反対です。
塾の成績は一時的には上がるかもしれませんが、入試ではほとんど効果は見込めません。お金の無駄になるだけです。

以上より、
①保護者のフォローとサポートができないご家庭は、
大手集団塾には向きません。


【②お子さんが精神的に幼い】

では、2つ目にいきます。
②お子さんが精神的に幼い場合

お子さんが精神的に幼いということは、
成熟していないことを意味します。

精神年齢と頭脳の発達は比例しますから、
まだ論理的思考力が成熟していないということ。

大手集団塾が中学受験で目指す学校はどこでしょうか?

そうです。
御三家などの最難関進学校となります。

これらの入試問題は難問ばかりが中心で、
6年後の大学入試を見据えた論理的思考力を問うものとなっています。

大手集団塾では、
これらの入試問題に対応できるように授業は進んでいくことになります。

つまり、まだ精神的に幼い子どもにとって、
学習のために必要な準備状態ではない、レディネスではない、
ということになります。

以上より、
②お子さんが精神的に幼い場合、
大手集団塾には向きません。

しかし、勘違いしないでほしいのは、
いまが精神的に幼いからといって、
能力が低いと判断しないことです。

小学生のときは、精神年齢に大きな差が生まれるものです。
中学生となり、高校生となり、精神年齢の差はなくなります。

小学生段階で能力判断をしてはいけません。


【③大学付属校を志望している】

そして、最後に、
③大学付属校を志望している場合

大学付属校を志望しているご家庭に大手集団塾は向きません。

②お子さんが精神的に幼い、でも触れましたが、
大手集団塾が目指す学校は、御三家などの難関進学校となります。

だから論理的思考力を問う難問ばかりを扱うことになります。
それは難関進学校の入試問題に対応するためです。

難関進学校と大学付属校の入試問題は全く異なります。
それは入試問題の競技性が異なるからです。

では、そうして入試問題の競技性が異なるのでしょうか。

それが難関進学校と大学付属校では、
学校に行く目的が異なるからです。

難関進学校に行く目的は、難関大学に進学するためです。

大学付属校に行く目的は、中学~大学で自分のやりたいことをするため。

このように学校に行く目的が異なるわけです。
だから、難関進学校と大学付属校では入試問題が異なるわけです。

大手集団塾が提供するのは、
難関進学校に対応するためのカリキュラムであり、授業となっています。

以上より、
③大学付属校を志望している場合、
大手集団塾は向きません。

難しい問題をやっていれば、
それよりも易しい問題は解けるのでは?と質問されることがあります。

そう上手くはいきません。
それが競技性の違いです。

例えるなら、
サッカーが上手な子だったら、
野球も必ず上手な子ですか?

競技性の違いとはこういうことですね。

 

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