どうして本気で勉強してくれないの? | 早慶ゼロワン

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中学受験カウンセラー 野田英夫です。

 

皆さんのお子さんは、

いま本気になっていますか?

本気になって受験勉強していますか?

 

今日は親御様の切実な悩み、

「どうして本気で勉強してくれないの?」

これを本気で解明していきます。

 

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■どうして本気で勉強してくれないの?

どうして多くの受験生は、

本気になって勉強してくれないのでしょうか?

 

 

本気で勉強してくれたらどんなにいいことか!

 

私の悩みだって消えてしまうのに!

どうしてわかってくれないの?

どうして?

 

受験生を持つ親御さんは、

みんな同じ悩みを抱えていますね。

 

大人からみれば、

がんばって勉強してくれれば、

本人だって成績が上がり、

志望校合格に近づくんだから、

だから、こんなにいいことはありません。

 

私だってこんなに悩まなくていいのに・・・。

 

でも、うちの子、

本気になって勉強してくれない・・・

 

今日は、

お子さんが本気になって勉強しない理由を2つ紹介します。

そして、皆さんにその解決法を伝授します。

 

■理由①勉強する目的がわかっていないから!

本気になれない理由の1つが、

「勉強する目的がわかっていないこと」

 

こんな質問をしてみてください。

母親 :「どうして勉強すると思う?」

子ども:「志望校に合格するため?」

母親 :「そうだね。でも、どうして○○(名前)は中学受験するの?」

子ども:「・・・・・?」

 

たぶんこんな感じではないですか?

答えが返ってきたとしても、

子ども:「みんなも中学受験するし・・・」

子ども:「お母さんが中学受験しなさいって言うから・・・」

子ども:「いい会社に入れるから?」

せいぜいこんな回答ではないでしょうか。

 

つまり、勉強する目的を、

「受験生本人がわかっていないから」

だから本気で勉強しないんです。

いや本気になれないんです。

本気で勉強したくても、本気になれないんです。

だから、やる気だって生まれない。

 

「やる気」という言葉を辞書で引くと、

「進んで物事を成し遂げようとする気持ち。」とあります。

 

成し遂げようと」とありますね。

でも「成し遂げようとするもの

するもの」自体がなければ、

やる気なんて生まれないわけです。

 

つまり、勉強する目的がわかっていないから、

本気で勉強できないのです。

 

■理由②合格できる自信がない!

本気になれない理由の2つ目が、

「合格できる自信がないから」

 

本気になっていない受験生は、

志望校に合格できる自信がありません。

自分を信じられていない。

志望校に合格できる自分がないんです。

言いかえると、

合格している自分がイメージできないということです。

 

先ほどと同様に、

こんな質問をしてみてください。

 

母親 :「いまの勉強で合格できると思う?」

子ども:「あまり自信ない・・・」

 

たぶんこんな感じではないですか?

 

でも、もしこんな回答が返ってきたらこう続けてください。

子ども:「合格できるかもしれない」

母親 :「じゃあ、確実に合格するためには、どうやって勉強したらいいと思う?」

子ども:「もっとがんばって勉強する」

母親 :「どうやって、もっとがんばるの?詳しく教えて?」

子ども:「・・・・・もっとがんばる」

 

子どもは、口では「合格できる」と言っても、

本心では合格できる自信がありません。

だから、「がんばって勉強する」という抽象的なことばをいうのです。

「どうやって勉強する?」という質問に、

具体的な回答できないときは、

子どもに自分が合格しているイメージがないときです。

つまり、自信がないということ。

 

自信のある子の場合は、

例えば、

6月まで11ページ以上国語記述問題に取り組み、国語の偏差値を6以上伸ばす」

10月までに地理と歴史の総復習を終えて、11月から過去問で6割以上得点できるようにする」

9月の模擬試験で算数の図形問題を克服して偏差値を5上げて、4科偏差値も60オーバーにする」

というふうに具体的で、かつ期限つきで回答できます。

これは自分が合格しているイメージがあるから。

 

■だから両親がやるべきこと!

いま紹介した2つの理由を改善していきましょう。

 

理由①勉強する目的がわかっていないから!

 

なぜ中学受験するのか?

この中学受験する目的を家族でしっかり共有しましょう。

 

親として、

こういう大人になって欲しい、

こういう生き方をして欲しい、

だから、中学受験して欲しいと考えている。

子どもに真剣に伝えていってください。

 

すると子どもはその期待に応えようと、

本気になって勉強するようになります。

 

勉強する目的が理解されると、

子どもは成し遂げることがわかって、

やる気になっていくんです。

 

理由②合格できる自信がない!

 

子どもに合格できる自信をつけてあげてください。

そのためには、

家族みんなが合格を信じてあげることです。

本気で信じてあげることです。

 

ピグマリオン効果をご存知ですか?

 

ピグマリオン効果とは、

教育心理学における心理的行動の1つで、

教師の期待によって学習者の成績が向上することである。(ウィキペディア)

 

つまり、子どもは家族から期待されると、

やる気が生まれ、成績が向上するということ。

家族が合格を信じてあげれば、

子どもも自分を信じられるようになって、

合格に近づくことができるということです。

 

 

 

私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。

塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。

皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!

 

では、また!

もし、受験のことでお困りのことがありましたら、
野田英夫がカウンセリング(無料)を実施します。

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