説明文を苦手な方は必見 その2  | 早慶ゼロワン

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 こんにちは。早慶維新塾 国語担当の清水洋平(しみずようへい)です。

 今回も、説明文の学習方法についてお話したいと思います。

 

多くの参考書等では、

「接続詞・指示語」「要旨・要約」「段落関係」・・・

それらをマスターすれば成績が上がる!

みたいな内容が書かれています。

 

しかし、説明文が苦手な人は、

そういった単語を聞くだけで気持ちが折れそうになります。

 

そんなややこしいことではなく、

もっと根本的な学習方法が存在します。

 

それは、自分で文章を書くこと。

 

つまり、文章を読めるようになるという発想の逆側から勉強をすること。

 

文章を書くというより、文章を書けるようになることに注力してください。

 

実際、ここまで私が書いた文章を読み返してみてください。

「しかし」「つまり」「それは」など、

接続詞と指示語が自然と使われていますよね。

 

参考書などで小難しく説明されるから、より分からなくなる。

そうではなくて、自分で文章を書けるようになれば、

自然とことばの意味を考え、

話の内容から適切な語を選択できるようになるのです。

 

短い文章でも構わないので、

毎日文章を書くことを習慣化してみてください。 

おそらく、書き始めのころは苦戦すると思います。

しかし、継続していけば、文章は書けるようになります。

 

自分で文章を書けるから、他者の文章も理解できる。

 

小難しいテクニックを習得するのではなく、

自身で文章を書くことで、

自然と言葉に対する感覚を身に付けることが、真の国語力に繋がるのです。

 

もし、あまりにも書くことが出来ないようであれば、

新聞のコラムなどをノートに写すことから始めてみるのもいいでしょう。

 

文章を書くプロの書き方を体感し、

プロの書き方を真似て書くことでも良いのです。

 

是非、実戦してみてください!