以前よりお知らせしていますが、当院における豊胸術では、Establishment Labs社のモティバ・エルゴノミクスと呼ばれるシリコンを使用しており、特に、最新のエルゴノミクス2を使用することがほとんどです。

なお、患者さんがご希望するサイズにより、従来品のエルゴノミクスやユーロシリコンを使用する場合もありますが、術後の見た目、柔らかさなどの結果にはほぼ差はないと思います。

 

それでは、最近の30代女性2名ののモティバ・エルゴノミクス2による豊胸術の術前・術後写真をご紹介します。

 

30代女性 シリコンのサイズは160mlです。

 

 

 

30代女性 シリコンのサイズは220mlです。

 

 

 

豊胸術は硬膜外麻酔を使用して日帰り手術で行います。時間は60~90分くらいです。リスクや合併症は被膜拘縮、波打ち(リップリング)、左右差、内出血、感染などです。

治療費用の目安は660,000~770,000円(税込)です。

 

 

私どものクリニックの豊胸術のページです。

 

タウン形成外科クリニック

 

 

 

 

 

 

 

2年前に他院で目頭切開を2回受けている30代の方です。

両側ともに、目頭にへこみの傷が目立ちます。

 

 

左右ともにへこみの傷跡がありますが、右は範囲が広く、左側は深く大きくえぐれたようになっています。

 

一般的に、顔や体にできたへこみのような傷跡(瘢痕)の修正は、その部分を切除してきれいに縫い合わせるのが基本的な手術方針となりますが、目頭切開後の傷跡については、そのような治療方針は、ほぼ当てはまりません。なぜなら、目頭切開を受けたことで皮膚の余裕がほとんどなくなってしまっていること、そして瘢痕を切除して無理に縫い合わせようとすると、目頭の形が、予想もつかない修正不可能な変形をきたしてしまうリスクが極めて高いからです。

 

私が考案した、古川法を利用した他院目頭切開後の傷跡修正手術は、平行型になった目頭を末広型に戻す過程で傷跡を隠すことができる治療で、「瘢痕を切り取るのではなく、周囲の皮膚を寄せて隠す手術」です。そのため、他院での手術で開きすぎた目頭を狭めることができるメリットと、傷跡を隠すことができるダブルでのメリットがあります。ただし、傷痕は隠したいけど、目頭の形は極力変えたくないという場合は、狭める程度を控えめにする必要があるので、そこは患者さんに手術中に鏡で見ていただきながら、調整して決めていきます。

この方は、目頭側の二重幅の左右差もあるので、調整は難しいですが、それぞれ確実にへこみ傷跡を隠し、平行型を控えめな末広型に戻しました。術後4ヶ月の写真をお見せいたします。

 


修正手術前

            ダウン

 


修正手術後(4ヶ月)

傷跡が隠れる必要最小限の蒙古ひだ形成を行っています。

 

 

修正手術前

            ダウン

 

修正手術後(4ヶ月)

傷跡はしっかり隠れています。

 

 

 

修正手術前

            ダウン

 

修正手術後(4ヶ月)

 

 

修正手術前

            ダウン

 

修正手術後(4ヶ月)

 

 

目頭切開他院修正手術(古川法)は、日帰り手術で局所麻酔、時間は40~50分ほどです。リスクや合併症は左右差、内出血、瘢痕などです。治療費用は修正内容により変わりますが、この方の場合は440,000円(税込)です。

モニタ―(割引があります)ご希望の方はクリニックまでご相談ください。

 

 

目頭切開の他院修正はこちら

 

 

 

 

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ときどき、二重まぶたの切開法を受けたにもかかわらずラインが薄くなってしまったという方がいらっしゃいます。埋没法や部分切開法ならともかく、これはどういうことでしょう?


二重まぶたの仕組みでは、まぶたを持ち上げる筋肉である眼瞼挙筋の動きに合わせて引き上がる瞼板という固い組織があり、それとつながっている皮膚の一部が引き込まれていきます。この皮膚の引き込みがすなわち二重まぶたのラインです。

二重まぶたの手術の重要点は、瞼板と皮膚のつながりをいかに強固に作るかであり、埋没法では1~数本の細い糸でその役割を担わなければならず、やはり限界があります。切開法では皮下の組織(眼輪筋の一部や瞼板前組織)をしっかり切除することで、瞼板とのつながりをしっかり作ることができるはずですが、手術の際に、皮下組織の切除が不十分であったり、瞼板と皮膚との縫合が弱かったりすると、経過とともに皮膚と瞼板との距離が離れていってしまい、切開法を受けたにも関わらず、薄いラインになってきてしまったという問題が起きてしまうのです。

二重まぶたの切開法を受けた後にラインが薄くなってしまった場合の修正手術は、上記の問題点を踏まえたうえで、しっかりとした技術のある専門医が行うべきだと考えます。

 

 

二重まぶたの他院修正はこちら

 

 

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20代の女性で、他院で垂れ目形成(グラマラスライン形成)手術を受けたのですが、三白眼(外反)が気になるとのことです。
垂れ目形成(グラマラスライン形成)の手術は、 下まぶたにある眼瞼牽引筋膜を固い瞼板へ固定することで、下まぶたを下方向に後退させる手術ですが、加減が非常に難しく、三白眼になりすぎたという悩みは少なくありません。
そもそも本来は、"吊り目の悩みを正常な形にする"手術ですが、「垂れ目が可愛い」という流行とともに、"正常な目をあえて垂れ目にする"というように広がっていきました。
私は、垂れ目形成の様々な他院の手術後を見てきて、患者さん自身の満足とは別に、本当にきれいにうまくいっている、この人はやってよかっただろう、と思える症例が極めて少ないと感じており、私自身はお薦めしていない手術です。

 

 

この方の場合、客観的に見て、極度の三白眼(外反、下眼瞼後退)の状態ではありませんが、ご本人はとても違和感を感じているとのことです。

 

修正手術は、垂れ目形成の際に、皮膚を切除してしまっている場合は皮膚不足が存在するため、私がいつも行う植皮術の適応になるのですが、この方は幸いにも皮膚を切除していなかったため下まぶたの皮膚から切開し、縫い付けた筋膜の癒着を確実に外す手術を行いました。

 

それでは、修正手術3か月後の写真をお見せいたします。

 

修正手術前

           ダウン

 

修正手術3か月後

黒目が下まぶたに付いている面積が多くなっているのがわかると思います。

 

修正手術前

            ダウン

     

修正手術3か月後
下まぶたの縁が持ち上がって自然な形になっています。
 
 

修正手術前

            ダウン

     

修正手術3か月後

 

 

 

下まぶたの他院術後三白眼・外反修正手術は、日帰り手術で局所麻酔で、時間は40~60分ほどです。

リスクや合併症は効果が弱い、瘢痕、内出血、感染などです。

治療費用の目安は440,000~550,000円です。

来方はモニターのため、385,000円でした。

 

私どものクリニックの他院術後の下まぶた修正手術に関するページです。

 

 

 

 

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二重まぶたの手術後における修正の悩みは様々ですが、それらの中でも難易度の高い修正手術を、私や上茂(かみしげる)先生が行っています。
 
このたび、二重まぶたの特に専門性の高い他院修正手術に関するページができたので、ぜひ参考にされてみてください。
 

 

二重まぶたの幅を狭くする他院修正はこちら

 

 

 

二重のハム目を治す他院修正はこちら

 

 

二重まぶたを一重に戻す他院修正はこちら

 

 

 

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