目頭切開後の修正手術として私が行っている古川法は、目頭切開の形を元に戻す(近づける)目的と、傷跡を隠す目的があります。
今回の方は、とにかく傷跡が気になるという20代の方です。
かなり、えぐれたような傷跡が目立ちます。
斜めから見るとさらにへこみが目立ちます。
目頭切開の代表的な手術法には、Z形成法、内田法などがありますが、どのような手術法を選択しても、このようなえぐれた傷跡になることは考えにくく、残念ながら技術がお粗末だったと言わざるを得ません。
古川晴海先生が考案された目頭切開修正手術は、本来、目頭の開きを元に戻す(近づける)方法でしたが、ここ十年、私なりに工夫して、傷跡を隠す目的で行うことが増えてきました。
それでは、この方の術後写真(4カ月経過)をお見せいたします。
修正手術前
修正手術後(4カ月経過)
まだ術後4カ月のため、私が行った古川法の横方向の傷跡はやや赤みと硬さが残っていますが、半年後くらいにはほとんど目立たなくなるると思います。
修正手術前
修正手術後(4カ月経過)
修正手術前
修正手術後(4カ月経過)
修正手術前
修正手術後(4カ月経過)
目頭切開他院修正手術(古川法)は、日帰り手術で局所麻酔、時間は40~50分ほどです。リスクや合併症は左右差、内出血、瘢痕などです。治療費用は修正内容により変わりますが、この方の場合は440,000円(税込)です。
モニタ―(割引があります)ご希望の方はクリニックまでご相談ください。
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