20代前半の方ですが、まぶたのたるみがあります。
このような方の場合、二重まぶたにするにはやはり切開法が適していると思います。
瞳孔は隠れていませんが、やや眼瞼下垂気味で眠そうな印象なので、よりぱっちりとした二重にするために、挙筋腱膜前転術を同時に行いました。
私は二重を希望される方に、より目を大きくする目的で眼瞼下垂の手術を勧めることに、基本的には慎重派です。眼瞼下垂の適応がない方に挙筋腱膜前転術を行うと、目が開きすぎたビックリ目のようになったり、外反と言って睫毛より結膜側の粘膜が見えるような合併症を起こすことがあるからです。
この方は、挙筋腱膜前転術を控えめでも行った方が良いと診断したうえで、ご本人に説明し、手術となりました。
手術前
手術後1ヵ月
睫毛と二重ラインとの間に腫れが残っているために二重幅がやや広く見えますが、目はパッチリと開き、二重まぶたはしっかりとできています。
手術後3か月(正面)
二重幅は決して広くありませんが、まぶたのたるみが無くなり、目が大きくなりました。
手術前(ななめ左)
手術後3か月(ななめ左)
二重まぶた(切開法)、眼瞼下垂は、日帰り手術で局所麻酔、時間は45~60分ほどです。リスクや合併症は左右差、内出血、感染などです。
治療費用は250,000~400,000円です。
私どものクリニックの二重まぶた手術のページです。
http://www.keisei.ne.jp/futae/
タウン形成外科クリニック