二重まぶた(重瞼手術)の埋没法は限界があります。

まぶたの皮膚が厚い、脂肪が多い、二重の希望のラインが大きい、アイプチなどで希望のラインができにくい、アイプチを外すとすぐに元の一重に戻ってしまう・・・このような方は埋没法で二重まぶたを作るのは難しいと思います。

 

前回書いたように、カウンセリングにいらした患者さんを一目見ただけで埋没法では無理、とわかることも多く、その場合、私は切開法をお勧めしています。

 

私は美容外科を専攻して15年経ちますが、二重まぶたの手術と言うと半分近くは切開法を行ってきました。

二重まぶたといえば埋没法、と思われている方が多いかもしれませんが、医学書や美容外科の教科書などでも、二重まぶたの手術の原則は切開法とされています。 埋没法はあくまで補助的な手術、という認識です。

 

患者さんの中には、初めてやるからまずは埋没法で・・・とおっしゃる方がいますが、初めてだからこそ、二度とやり直しをしなくてもいいように確実な切開法をお勧めしています。これは年齢に関係なく、未成年の方でも(保護者の同意あれば)切開法をお勧めしています。まぶたのたるみのある年配の方はなおさらです。

ただし、埋没法を強く希望される方に、強制的に切開法を行っているわけではなく(笑)、埋没法の限界をお話しして納得いただいた方には当然埋没法も多く行なっています。当然、手術をするからには、埋没法であっても、極力、二重まぶたのラインがしっかり出るように、永続するようにさまざまな工夫をして行っています。

でもやはりその中には、それほど期間を置かずに二重のラインが薄くなってきてしまうかたもいらして、「やはり先生の言った通り、埋没法では無理みたいなので今回は切開法でお願いします」と来院されます。

 

私が行なった二重まぶたの切開法の症例です。

 

20歳の女性です。

手術前

                  ダウン

 

術後(3カ月) 

 

 

25歳の女性です。

手術前

                  ダウン

 

術後(3か月)上まぶたの脂肪除去(脱脂)も行いました。

 

24歳の女性です。

手術前

                  ダウン

 

術後(3カ月) 

 

それでもなお、みなさんが切開法をためらわれる次のような5つの理由について次回解説いたします。

 ①切るのが怖い

 ②傷が残るのでは

 ③いかにも手術しましたという不自然になるのでは

 ④元に戻せないのでは

 ⑤すごく腫れるのでは

 

二重まぶた(切開法)は、日帰り手術で局所麻酔、時間は45~60分ほどです。リスクや合併症は左右差、内出血、感染などです。

治療費用は250,000円、脱脂の場合+50,000円です。

 

 

私どものクリニックの二重まぶた手術のページです。

二重まぶたhttp://www.keisei.ne.jp/futae/

 

 

タウン形成外科クリニック