海外では口唇が厚いのはセクシーだと言われています。今、最も人気があり、世界中で最もセクシーな女優の代名詞ともなったと言える二人、アンジェリーナ・ジョリーとスカーレット・ヨハンソンはやはり厚い唇が魅力になっていますね。

 

スカーレット  

スカーレット・ヨハンソン

 

ところが日本ではどうも厚い唇は人気がありません。東洋人の顔に似合わないのでしょうか、亡くなられた有名なコメディアン、いかりや長介さんなどは唇の厚いのがトレードマークのようでしばしばそれをネタにされて笑いを取っていました。「たらこ口びる」などという言葉も決してほめ言葉ではありません。
海外で口唇を厚くするヒアルロン酸注入は、日本ではほとんど要望はなく、薄くする方が多いようです。それでもあまり多い手術ではないですが、ときおり口唇を薄くしたいと言う希望の方がいらっしゃいます。
ここで気をつけなければいけないのは本当に口唇が厚いのかということです。上顎が前に出ている骨格なために口唇まで飛び出して見える場合は口腔外科、審美歯科的な治療が先決です。また、単に口唇を小さく切り取ってしまうだけでは口が閉じくくなり、常に歯が見えてしまうと言うことになりかねません。
 私が最近行った口唇縮小術の患者さんの場合は外の皮膚を切除するのではなく、厚みだけを減らすために、唇の中身のボリュームを減らすように組織を摘除しました。とても自然な口唇の形になったと思います。


口唇縮小術(術前)

 

                    ダウン

 

(術後)

 

口唇を薄くする手術(口唇縮小手術)は日帰り手術で、局所麻酔で時間は45~60分ほどです。

リスクや合併症は瘢痕、感覚麻痺、内出血、感染などです。

治療費用の目安は300,000円です。

 

私どもの口唇など顔の手術のページです。
http://www.keisei.ne.jp/others/

 

 

タウン形成外科クリニック