30代男性の他院修正重瞼切開法 | タウン形成外科クリニックDr.工藤勝秀のブログ ~美容外科・形成外科のあれこれ~

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「安心・安全」をモットーに美容外科診療を行っています。このブログを通して、日々の診療で行っていることや自分なりの考え方を少しづつお伝えしていきたいと思っています。

以前に切開法で逆さ睫毛の手術を受けられていますが、二重の線は消失していました。

 

再度全切開法による手術を行いました。

希望としては控えめな二重の幅だが、奥二重にならない程度でした。

 

術前➡術後1か月➡術後3か月です。

 

 

術後1か月の段階ではまだ少しむくみがありましたが、術後3か月では落ち着いています。

幅もほぼ完成の状態です。

 

切開法を行えば二重が永久に残ると考えられがちですが、

今回のように消失してしまったケースは存在します。

原因としては切開後の皮下組織の処理方法のあると考えます。

皮下組織の切除が少ないと取れやすいし、多すぎると非常に不自然な二重となります。

そういう意味では切除が少ないほうが修正しやすい利点があります。

 

二重手術の結果を左右するのは①術前デザイン②術中の皮下組織の処理だと考えています。

 

合併症としては他の手術と同様に出血・感染がありますが、非常に少ないと思います。

皮下出血斑・腫脹は1週間程度で3割以下、1か月程度で1割以下まで落ち着いてきます。

二重ラインの消失率はゼロではありませんが、個人的には5%以下だと考えています。

費用は他院修正手術の場合35~50万円ぐらいです。