自然な二重を埋没法で | タウン形成外科クリニックDr.工藤勝秀のブログ ~美容外科・形成外科のあれこれ~

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「安心・安全」をモットーに美容外科診療を行っています。このブログを通して、日々の診療で行っていることや自分なりの考え方を少しづつお伝えしていきたいと思っています。

23歳、女性です。

自然な幅で二重にしたい、できれば埋没法がいいというご相談でした。

瞼の厚みもそれほどではないこと、無理な幅のご希望がないことより埋没法の適応と判断しました。

 

睫毛より7mmの位置で埋没法を行いました。

術前➡術後3か月です。

 

術前です。

 

術後3か月です。

 

睫毛より10mmを超えるような位置で埋没法を行うと、睫毛上の皮膚の余りが生じてしまい、

ぷっくりとしただぶつきを認めることが多いです。

今回のように自然な幅(6~8mm)ぐらいであればそのようなことが起きないため、

きれいな重瞼ラインが作れると考えています。

 

幅の広い重瞼ラインの設定と睫毛上のだぶつきは対極にあるため、

術前のシミュレーションが重要です。

出来る限り時間をかけてシミュレーションを行なうようにしています。

 

治療費は約12万円です。

埋没法の欠点はやはりラインの消失リスクだと思います。

埋没法に適した瞼の厚みであるか、埋没法で可能な二重の幅(取れにくい幅)であるかなどを

術前に十分ご説明しさせていただいております。