今回は 4/6-12の期間のデータを加えて、小児の新型コロナの新規陽性者数の全体像とトレンドを解析しました。
こちらの図は1週間あたりの19歳以下の小児の新規陽性者数です。
先週と変わらず、全国的に人口の多い都道府県ほど新規陽性者数が多いです。
こちらの図は、10万人の小児当たりに換算した新規陽性者数となります。
赤のエリアは相変わらず多いですが、濃淡がでてきた印象です。
|| 10〜19歳の新規陽性者数
10〜19歳のデータ(実数)はこちらになります。
10万人当たりの新規陽性者数は以下の通りです。
東北と日本海側を中心に少しずつ陽性者数が減ってきた印象です。
|| 0〜9歳の新規陽性者数
0〜9歳の新規陽性者数のデータはこちらです。
10代と同じような分布です。
小児の新規感染者数(10万人当たり)のトレンド
次は、2020年9月〜2022年4月における新型コロナウイルス新規感染者数(10万人当たり)の推移を都道府県別に見ていきましょう。
北海道+東北エリア
もともと人口あたりの感染者数は多い地域ではなかったですが、北海道を中心に、徐々に折り返してきたのでしょうか。
リバウンドしているようにもみえます。
0~9歳と10~19歳で層別化したトレンドは以下の通りです:
0~9歳:
10~19歳:
関東エリア
東京・埼玉・千葉は相変わらず感染者数多いですが、ピークを超えて、徐々に下がってきていましたが、一進一退を繰り返している感じですね。
0~9歳:
ピークが高かった分、かなり下がってきたように見えますが...
10~19歳:
北信越エリア
0~9歳:
10~19歳:
山梨が上昇してきてますね。
東海四県
こちらは東海四県
ピークから結構さがってきましたが、今回も横ばいですね。
0~9歳:
10~19歳:
近畿エリア
こちらは近畿エリア
だいぶ折り返してきていましたね。関東よりいい感じの印象です。
0~9歳:
10~19歳:
中国地方
広島がまた上がってきたようですね。
0~9歳:
10~19歳:
10代のほうがリバウンド強いですね。
四国エリア
香川はなかなか下がってこないですね。
0~9歳:
10~19歳:
九州/沖縄エリア
こちらは九州・沖縄エリア
沖縄がさらに上昇してますね。
0~9歳:
10~19歳:
*本記事は厚生労働省の「データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-」を参考に、管理人が独自に分析したものです。データや解析コードのダブルチェックは行っておらず、エラーの可能性がありますが、管理人は責任を負わないものとします(公式なものではなく、あくまで私の個人的な分析の公開であり、所属組織とは一切関係ありません)。
また、図表の著作権は管理人にあり、いかなる用途でも無断で転用しないようお願いします。
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