どの先進国でも多かれ・少なかれ、睡眠中に亡くなっている赤ちゃんがいます。

例えば、米国では、安全でない睡眠環境のために、毎年約3,500人の赤ちゃんが睡眠中に亡くなっていると考えられているようです。

 

安全でない睡眠環境による死因の中には、巻き込まれ、窒息などによるものがあります。

さらに、乳幼児突然死症候群(SIDS)で亡くなる赤ちゃんもいます。

 

しかし、眠っている赤ちゃんを安全に守る方法はいくつかあります。

100%の予防は難しいかもしれませんが、それでも危険性を下げることが可能です。

 

 

  1赤ちゃんが眠るときは、必ず仰向けで寝かせましょう。

 

 

1歳までの赤ちゃんは、お昼寝のときも夜のときも、いつも仰向けで寝かせてあげましょう。

ただし、赤ちゃんが仰向けから横向きや腹這いに自分で転がることがすでにできている場合は(寝返りができる場合)、その姿勢のままでもかまいません。

 

チャイルドシート、ベビーカーなどで赤ちゃんが眠ってしまった場合は、できるだけ早くしっかりとした寝床に移動させるようにしましょう。

 

スワドリング(薄手の毛布を赤ちゃんにぴったりと巻きつけること)は、泣いている赤ちゃんを落ち着かせるのに役立つ場合があります。

スワドリングを利用して寝かせる場合は、必ず仰向けにしましょう。

また、赤ちゃんが寝返りするようになったら、スワドリングをやめましょう

 

 

 

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