生後8ヶ月から12ヶ月の離乳食と母乳・ミルクのバランスについて

母乳または人工乳(ミルク)にくわえて、赤ちゃんが固形食を食べるようになると、食事の計画を立てるのが難しくなります。

 

生後8〜12ヶ月の赤ちゃんが1日に必要とするカロリーは750~900kcalです。

 

そのうち400~500 kcalと、半分以上は母乳かミルクから摂取します。

つまり1日720mL程度が必要とされています。

 

母乳やミルクには、ビタミンやミネラルなど、脳の発育に重要な成分が含まれています。

 

8ヵ月頃になると、ピューレ状の食品よりも少し粗い食品を取り入れていくとよいでしょう。

ヨーグルト、バナナのマッシュポテト、野菜のピューレなど、柔らかいものから始めてもよいでしょう。

卵やチーズ、ヨーグルト、アボカドなども優れたたんぱく源です。

 

|| 生後8ヶ月から12ヶ月までの離乳食と母乳・ミルクのバランスの例

 

朝食

・母乳または粉ミルク(120〜180 mL)+離乳食

 

午前のおやつ

・母乳または粉ミルク(120〜180 mL)+少量のおやつ

 

昼食

・母乳または粉ミルク(120〜180 mL)+離乳食

 

午後のおやつ

・水分(麦茶など甘くない水分:60〜120 mL)+おやつ

 

夕食

・母乳または粉ミルク(120〜180 mL)+離乳食

 

就寝前

・母乳または粉ミルク(120〜180 mL)または水分

 

母乳やミルクの場合は、その後に水を飲ませるか、歯を磨くなどして、虫歯予防をしたほうがよいでしょう。

 

また、授乳量については、1回の授乳で約240ml以上、1日で1000 mL以上の量を必要とする赤ちゃんはまれです。

飲ませ過ぎは肥満のもとになるので、注意が必要です。

 

 

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