母乳育児は、母親の精神的な満足度だけでなく、健康面でもメリットがあります。

 

母乳で育てた母親は、出産後の回復が早い傾向にあります。

授乳中に分泌されるオキシトシンというホルモンは、子宮をより早く元の大きさに戻す働きがあり、産後の出血を抑えることができます。

 

母乳で育てたことのある女性は、後年、乳がんや卵巣がんの発生率が低下するという研究結果があります。

一部の研究では、母乳育児が2型糖尿病、関節リウマチ、高血圧や高コレステロールなどの心血管疾患の発症リスクを低減することが分かっています。

 

|| 実用的な母乳の付加価値

 

母乳育児には、家族みんなが喜ぶ実用的なメリットがたくさんあります。

 

母乳は粉ミルクに比べてはるかに低価格です。

授乳中、赤ちゃんに十分な母乳を出すために必要なカロリーは、せいぜい1日400~500キロカロリーです。

一方、粉ミルクは、ブランド、種類(粉と液体)、飲む量によって、1日あたり数百円~1000円以上かかります。

 

夜間、赤ちゃんを母乳で育てることは、起きて粉ミルクを用意したり温めたりするよりもずっと簡単で迅速です。

(パートナーが赤ちゃんを着替えさせて、母のところに連れてきてくれれば、夜の授乳はもっと楽になります)

 

哺乳瓶を洗ったり、粉ミルクの缶を捨てたりする必要がないので、母乳育児は環境にも優しいのです。

 

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