先天性色素性母斑は、一般の方々では「ほくろ」と呼ばれています。
出生時に存在する場合と、生後1年以内に現れる場合があります。
色素性母斑は新生児で認められることもあり、1~3%に見られます。
母斑の色の多くは褐色ですが、ピンク、赤、黒などの色調もあります。
時には、隆起したり、毛が生えたりしていることもあります。
ほとんどの先天性色素性母斑は無害で、通常は治療や除去の必要はありません。
このため、多くの皮膚科医や小児科医は、子どもの健康診断で観察するだけです。
母斑は通常、子供の成長とともに大きくなりますが、急激に大きくなることはありません。
また、その大きさに基づいて分類されることもあるようです。
大きな母斑(生まれつきの色素性母斑で5cm以上)は、小さな先天性母斑や後になって現れるほくろに比べて、皮膚がんの一種であるメラノーマのリスクが高いと考えられます。
すべての子どもたち、特にこのタイプの母斑を持つ子どもたちは、屋外では日焼け対策をすることが重要です。
また、小児科または皮膚科で一度相談されてみてもよいでしょう。
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