今回は、8月の第2報となります。

こどもの新型コロナウイルスへの新規陽性者数について解説していこうと思います。

 

|| 新型コロナウイルス検査の新規陽性者数

 

まずは実数の報告からです。

0〜19歳の結果は以下の通りです:

 

実数としては、東京を中心とした関東の都市部、愛知、大阪、京都、福岡、沖縄に多いのが分かります。

 

0〜9歳の新規陽性者数は以下の通りです:

10〜19歳の新規陽性者数は以下の通りです:

どちらの年代も同じ傾向で、都市部に多いです。

また、0〜9歳より、10〜19歳のほうが多い傾向にあります。

 

|| 10万人あたりの新型コロナウイルス検査の新規陽性者数

 

都市部には人口が集中しているため、地域差をみるときは、対象年齢の人口で調整したほうがよいかもしれません。

 

こちらが0〜19歳の新規陽性率(10万人当たり)となります:

 

沖縄、東京とその周囲、大阪、京都などが非常に高いのが分かります。

 

年齢別に分けると以下の通りです。

0〜9歳:

10〜19歳:

やはり人口の多い都道府県に多く、10〜19歳のほうが新規陽性率は高い傾向にあるようです。

 

|| 都道府県別、8/4〜8/17の週のトレンド

 

現在、小児においては、ほとんどの都道府県で新規陽性率は上昇トレンドにあります。

特に、東京と周囲、大阪・京都、福岡、沖縄にその傾向がつよいように見えるデータです。

 

 

 

新型コロナは大人がワクチン打てるので、ワクチン接種をしていただき、これ以上、小児の患者を増やさないようにすることが重要です。

 

12歳未満はワクチン未接種の集団で、今後、ハイリスクになり得ます。

米国などの状況をみると、現在は小児の新型コロナ感染による入院が過去最多を記録しているようです。

 

また、ワクチン接種の有無に関わらず、感染対策(手洗い、マスク、密を避ける)は怠らないという点も重要です。

 

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*本記事は厚生労働省の「データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-」を参考に、管理人が独自に分析したものです。データや解析コードのダブルチェックは行っておらず、エラーの可能性がありますが、管理人は責任を追わないものとします(あくまで個人的な分析です)。また、著作権は管理人にあり、無断転用を行わないようお願いします。