今回は5歳以上のお子さんを想定して、新しく赤ちゃんが出来た時の心構えについて簡単に解説してみようと思います。
前回、前々回は、5歳未満のお子さんを想定して記事を書きました。
特に2〜4歳くらいのお子さんは、保護者を他の人と共有したり、環境が変わることに敏感なことがあります。
しかし、5歳以上のお子さんは、通常、2〜4歳のお子さんほど新しい赤ちゃんを迎えることによって、敏感になりすぎるケースは多くはありません。
しかし、新しい赤ちゃんにばかり保護者の注意がいってしまい、自分が取り残された気分になると、場合によっては、気分を損ねてしまうかもしれません。
この年齢のお子さんに、新しい赤ちゃんを迎える準備をさせる対応法の基本は、2〜4歳のお子さんと一緒で、新しい赤ちゃんのことは、上のお子さんに正直に話すと良いでしょう。
例えば、
- 赤ちゃんはかわいいけれど、泣いたりもする
- 保護者の時間や注意をたくさん必要とする
- 新しい赤ちゃんと一緒に遊べるようになるのは、しばらく先になる
- 赤ちゃんが生まれた後も、上のお子さんも大事で愛情は変わらないこと
などです。
お子さんが理解できる言葉で、何が起きているかを伝えると良いでしょう。
赤ちゃんが生まれることが何を意味するのか、どんな変化が子どもに影響を与えるのか、良いことも、そうでないことも含めて、ゆっくりと説明すると良いでしょう。
上のお子さんと一緒に、赤ちゃんを迎える準備をしてみても良いでしょう。
例えば、赤ちゃんの部屋を整えたり、服を選んだり、おむつを買ったり。
(この記事を書いているのは新型コロナウイルスの流行で非常に難しいとは思いますが)可能であれば、赤ちゃんが生まれたら、できるだけ早めに赤ちゃんにも会ってもらい、家族の一員であることを実感してもらうと良いでしょう。
赤ちゃんを家に連れて帰ったら、上のお子さんと一緒に赤ちゃんのお世話をする機会があっても良いでしょう。
赤ちゃんに優しく愛情を注いだときには、上のお子さんを褒めてあげましょう。
一方で、上の子の要求や行動の変化も見落とさないようにしましょう。
上の子にも愛情を伝えることは重要ですし、可能な範囲で良いので、二人きりの時間を持つようにすると良いでしょう。
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