今回は、こどもの肥満が健康にどのような影響があるかを解説していこうと思います。
例えば、こどもの肥満も健康に悪影響でして、
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肝疾患(脂肪肝など)
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喘息
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高血圧
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膝痛・腰痛
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睡眠時無呼吸
の原因になると言われています。
▪️ 10代の肥満は、大人になってからも悪影響が続きます
特に10代で肥満となると、成人後も悪影響は続き;
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高血圧
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糖尿病
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心筋梗塞
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発がん?
と、主に将来の生活習慣病との関連性が多数指摘されています。
|| こどもが肥満になる原因について
こどもが肥満になる原因は様々です。
単なる体質のこともありますが、
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食べ過ぎ
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不健康な食事
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運動不足
の3つが主な原因です。
基本的に多くはありませんが、飲んでいる薬や内分泌疾患(ホルモンの病気)でも肥満になることはあります。
|| こどもの肥満は検査が必要ですか?
肥満自体は身長と体重で判断できます。
追加で検査をするかは、患者さんの状態により異なりますし、診療する医師の好みもあると思います。
主に血液検査でしょうが;
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原因となる病気(内分泌疾患)
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肥満により起こりうる病気(糖尿病や脂質(コレルテロール)異常)
を詳しく調べたい時に行います。
|| 適切な体重を維持するために必要なこと
適切な体重を維持し、健康的な生活を送るには、食生活と運動の改善が必要です。
▪️ 食生活の改善
まずは食生活の改善です。
お菓子やジャンクフードの食べ過ぎを減らし、果物(りんご・バナナなど)や野菜の量を増やすと良いでしょう。
甘いジュースは糖分が増えてしまうため避けた方がよいでしょう。
▪️ 野菜も果物も食べたがらない時の対処法
野菜も果物も食べたがらない子もいるでしょう。
そんな時は、食事をゆっくり食べるように指導しましょう。
食事をして、胃や腸で消化されて、脳が満腹を感じるまでは、少し時間がかかります。
ゆっくり食べることで、食べ過ぎを予防できます。
また、大きめの病院には栄養士さんもいるので、食生活の見直しや相談をしてみても良いでしょう。
▪️ 糖分の取りすぎに要注意!
砂糖入りの飲料水を避けるとよいでしょう。
例えば、ソーダ、スポーツドリンク、果物ジュースなどです。
あとは、クッキー・ポテトチップスなどスナック菓子を自宅に置くのを避けましょう。
外出先や友人宅でスナック菓子をたまに食べるくらいなら良いですが、自宅にお菓子を常備しておくと、ついつい食べてしまいます。
▪️ テレビなどを観る時間を減らす
画面をじっと見ている時間を減らすと良いでしょう。
例えば;
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テレビ
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スマートフォン
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ゲーム
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コンピューター
など、画面をじっと見ている時間は1日あたり1時間以内に減らすと良いでしょう。
▪️ 毎日運動しましょう
毎日、1時間以上の運動を目標に運動をしましょう。
小さな子供であれば家族で運動してもよいですし、小学生以上であれば部活動や習い事などをうまく活用されると良いでしょう。
▪️ 睡眠もしっかりとりましょう
寝不足も肥満の原因になりえますので、睡眠時間もしっかり確保しましょう。
必要な睡眠時間は年齢により異なり:
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3〜5歳:昼寝を入れて10〜13時間
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6〜9歳:9〜12時間
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10歳以降:8〜10時間
が標準的な睡眠時間です。
|| まとめ
小児の肥満は将来の生活習慣病(高血圧・糖尿病など)のリスクになるため、放置しないほうが良いでしょう。
具体的には
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食生活の見直し(果物・野菜↑、砂糖↓)
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テレビ・スマホを使用する時間を減らす
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毎日1時間以上運動する
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適切な睡眠時間を確保する
の4点に気をつけると良いでしょう。
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