今回は、赤ちゃんの視力・聴力・言葉の発達に関して、簡単に解説していきたいと思います。

 

赤ちゃんの聴力について

 

生まれてすぐの赤ちゃん(新生児)はすでに大人と同じくらいの音は聴こえています。

新生児は出生直後から親の声が聴こえていますし、生後3日で声をある程度区別できるようになっているといわれています。

ですが、赤ちゃんの音への反応は、大人には感じ取ることができません。

 

 

聴力検査は?

 

通常は、出生して退院するまでに聴力検査を行います。 

産院などで聴力検査を行っていない場合は、生後1ヶ月までには聴力検査をしてもらいましょう。

 

難聴の場合、放置しておくと言葉の発達に大きく影響します。

また、保護者の方が赤ちゃんの聴力で心配があるときは、その都度聴力検査をうけるとよいでしょう。

 

 

赤ちゃんの視力について

 

新生児〜乳幼児の視力ですが、

・0ヶ月:0.02

・1歳:0.2

・2歳:0.5

・4歳:1.0

くらいが目安です。

 

立体視が始まるのは生後3〜5ヶ月くらいで、1.5歳くらいでかなり発達し、4〜5歳で成人と同じくらいになります。

視覚の感受性は、1.5〜3歳くらいがピークと考えられています。

 

このように、聴力と比較して、視力の発達は比較的ゆっくりと進みます。

 

 

赤ちゃんの言葉の発達について

 

言葉の発達ですが、生後8週くらいまでに「クー」などといった言葉を発します。 

生後6〜8ヶ月くらいで喃語がはじまります。 

 

1歳になると喃語を組み合わせたり、数語ですが言葉を話すようになってきます。

言葉の発達に関してはかなり個人差が大きいです。

 

 

言葉の発達には、絵本の読み聞かせが大事

 

特に喃語がはじまってからの言語発達は、その子が受けた言葉の刺激などに大きく影響します。

保護者などによく話しかけられたり、読み聞かせをうけた方が、より多くの言葉を身につけることもあります。

 

乳幼児期は読み聞かせが非常に重要な時期ですので、遊びながら沢山の言葉を声かけしてあげるとよいでしょう。

 

 

 

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