第二クールの点滴 | 肺腺癌ステージ2bからの生還を模索

肺腺癌ステージ2bからの生還を模索

最初の診断はステージ1aでしたが、手術の結果は・・・残念、初期とは言えませんって、そりゃ無いよね。
10か月後には、胸膜播種の診断、実質ステージⅣかよ。
さあ、どうする。
出来る限りの標準治療を追及、記録します。

本日、パラプラチン(カルボプラチン)、アリムタ、アバスチンの三剤併用化学療法の第二クール点滴を行ってきました。

朝一番(8時30分)には血液検査を行い、その後レントゲン検査、そして1時間待って問診、やっと化学療法室にたどり着いたのが10時半頃、点滴が始まったのが11時、生理食塩水の点滴から始まり、吐き気止めのステロイド、パラプラチン、アリムタ、アバスチン、最後の生理食塩水を流して終わったのが2時過ぎていました。

 

当然この時間ですから、本来は腹ペコなはずですが、食欲が落ちて倦怠感がちょっと出て、良い感じに腹は減りません。(良い事か悪い事か)

 

家に帰って家内が用意してくれていたおにぎりを食べるも、2/3でギブアップ!

2~3日は食欲が減退するでしょう。(倦怠感はきっと今日一日くらいかな)

 

さて、本日血液検査で腫瘍マーカーの値を見てもらいましたが、再治療を決めたときに90台を示していたCEAが70台に落ちています。

このくらいで喜んでいいのか?もっと劇的に下がって欲しいけど、まあ下がったことには違いない。見守りましょう。

 

今日は化学療法室で看護師から「何か悩みとか困ったこととか、疑問とかありませんか?」と聞かれました。

言ってもしょうがないので、「いやいや」と返事をしていたのですが、どうしても話を聞きたいと言うので、専門的になるけどと前置きして、今の三剤併用が効かなくなったときに、次の薬剤がアテはあるのか?オプジーボは奏効率19%だけど、駄目な場合次の手を考えられるのか?遺伝子変異の型が私の場合分子標的薬が合うものが見つからないが、何に希望を見出せばよいのか?と話して聞かせました。

さすがに看護師は「皆でミーティングして対応を考えたのですが、勿論主治医の方針との相談なのでしょうが、確かに○○さんの場合、効果の期待できる薬が少ないようです、その場合どう目標を立てるのか、私たちもご返答のしようが見つかりませんでした・・・と言ってきました。

 

癌患者の悩みを看護師として聞いて癒して、ともに戦うために、患者さんの話を聞いてくるという使命を帯びて、若い看護師さんがこられるのですが、ある意味どうしても話せと言われたら、酷な質問をせざるを得ない・・・むしろ彼女たちを追い詰めるようで、気が引けました。