GWの一泊二日ダムツーリングの続きです。
テントの中で、スーパー弁当のディナーを食べた後、
缶チューハイを飲みながら知らず知らずのうちに眠ってしまいました
ふと目が覚めて時計を見ると、23時を過ぎていました。
慌てて飲み残しのお酒をあけ、洗面所で歯磨きを済ませて、
今度こそ本当におやすみします
んが。。。
GWの時期はまだ夜は寒い。。。
キャンプインしてからの服装は、Tシャツ&パンツの上に
ジャージ上下(サイクリング用ではなく、いわゆるトレーニングウェア)が基本。
荷物にならないよう、極力余分な着替えも持ってきていません。
寒い時はその上からウィンドブレーカーを着込んでしのぎます。
その状態でシュラフに潜り込んで寝ようとしますが、それでも寒い
特に、ジャージの裾とソックスの間の素肌がむき出しの部分がめっちゃ冷えます
タイツを穿けばしのげるのでしょうが、水洗いしてロープに掛けて干している状態
苦肉の策で、バスタオルを両足首の周りに巻きつけます。
根性で寝入ろうとしますが、精神論では如何ともしがたく、
2時間おきくらいに目が覚めます
そんなこんなを繰り返しつつ、朝を迎えました

5時半。
周りはまだ寝静まっていますが、顔を洗ってトイレで軽量化
テントに戻って朝食を摂ります

朝食後は早朝散歩。

早朝からピーカンの晴天
これなら雨の心配もないでしょう。ってゆーか、絶対暑くなるな。。。

七種川には“川”というほども水はなし。

キャンプ場の隣の池には、水面のすぐ上を這うように靄が流れて幻想的です。
ぼちぼちとテントの中から荷造りを始め、テントの撤収にかかります
干しておいたジャージやレーパン、タイツは全然乾いておらず、
冷た〜く湿っていますが、我慢して着ておけば、撤収作業の間に体温で乾きそう
昼はきっと暑くなると思うのですが、この時間はまだ肌寒く、迷ったのですが、
ロングスリーブシャツ&タイツも着ることにします。
のんびりモードで片付けていたので、出発の準備ができたのは8時頃でした。
受付棟の前まで来ると、職員のおじさんがいたので少しお喋りして、
お礼を言ってから2日目のライド出発です


キャンプ場前の道を下り、田口から前日の怪しげな県道r407を通って市川へ。
この時点で朝の決断が失敗だったと早くも後悔。。。
もう既に暑くて汗をかきそうになっています
JR沿いのr404を北上しながら、着替えができそうなところを探します。
駅のトイレなら着替えもできるでしょう

鶴居駅に立ち寄ってみると、無人駅のようで、ちょうど誰もいません。
これはチャンス!ということで素早くタイツとロングスリーブシャツを脱ぎました
日焼けするのは必至の快晴なので、日焼け止めもしっかり塗って、再び出発〜

田園風景の中を朝の空気を吸いながら気持ちよく走っていると、
大きな水車がいくつも目に入ってきました

新野の水車
観光用に作られた水車は見たことありますが、
実際に利用されている、しかもこんなにたくさんの水車は初めて見ました
さらにr404を北上します。寺前からは緩く上り勾配になっています

どこも新緑と青空が鮮やかで、走っていて気持ちいいです
長谷からr39に入りますが、ここからは勾配も少し強くなりますが、
2日目最初のターゲットが近づいている証しです。
2日目になると、12kgのザックのせいで肩、腰、お尻が痛いので、
少し位置をずらしたりしてごまかしながら坂を上ります
15分後、到着したのは。。。

「エルビレッジおおかわち」
こんな僻地に立派なリゾート感あふれる施設が。。。
バイクラックが設置されていたのでそこに自転車を架けて、
ここからは徒歩で木製の橋を渡り、石階段を上って建物へ向かいます。

石階段を上がった先には、これまた立派な建物がめっちゃオサレに立ってました。
関西電力が運営するPR館だそうですが、まぁ立派です!
建物の中に入ると、中はウッディな造りで何やらいろいろなものが展示されてます

それは後でじっくり見学するとして、まずは本来の目的を果たしましょう。
入口を入ってすぐ受付があり、そこには美人の受付嬢さんが2人立っています

早速、「ダムカードはここでもらえるんですか?」と訊くと、
とても丁寧な対応でダムカードをいただきました
容姿、対応ともにまるでアンドロイドやレプリカントのように完璧な感じ。
関西電力が自慢の美人どころを受付嬢に起用しているんでしょう。
もしくは本当に関西電力が開発したレプリカントなのかも。。。

長谷ダム & 太田第一〜第五ダム の2枚のダムカードゲット
長谷ダムと太田ダムは下部ダムと上部ダムという関係で、
ここ「エルビレッジおおかわち」では2枚セットでダムカードがもらえます

こちらでは、ダムカードがもちろんターゲットなのですが、
もう一つターゲットがあります。
そのもう一つのターゲットを求めて建物の奥に歩を進めます。

「喫茶アプリコット」
そう、ここではダムカレーが販売されているのです

当初の予定では、9時頃にここへ着くつもりをしていたのですが、
キャンプ場を出発した時間から始まり、途中、駅で着替えたりしたため、
結局1時間遅れてしまいました。
ところが、こちらの開店時間は10時から。
結果オーライですが、ベストなタイミングで着いたことになります
お店にはまだお客さんはいません。
適当にテーブル席の一つに荷物を置き、
カウンターの向こうのスタッフのおばさんに「ダムカレーください」と言うと、
「すみません、仕込みにあと30分ほどかかるんですが。。。」
OKです。それくらいなら全然待ちますよ
ということで、しばらく建物の中を散策してまわります
「ティムバーランド」と名づけられた子ども向けの展示ホールや
水力発電所のしくみなどのインフォメーションコーナー、
お土産コーナーなどがありました。

サヌカイトという石で作った楽器。
軽く叩くとカンカンと石とは思えない心地よい音色を立てます
そんなこんなと20分ほど時間を潰してからテーブルに戻り、
少ししてお待ちかねのダムカレーが出来上がってきました

長谷おおかわちダムカレー

(ダムカードはさっき受付でもらったやつ。カレーには付いてきません。)
形状は特に長谷ダムを模しているわけではなく。。。
ドーナツ状に盛り上げられたライスの中央の穴にカレーを注ぐ感じで、
どちらかというとクレーターかカルデラ湖って感じですね
では、自分でダムにカレーを注ぎ、放流プレーを楽しみましょう



小さな穴に上手くカレーを注ぐのが難しい。。。


堤体をスプーンで掘って放流開始〜
とろみがあるので何度かカレーを注ぎ足して放流を促します



やっぱりダムの放流というより、火山の溶岩の感じの方が強い
カレーは甘めで美味しかったです
添えられたコロッケも揚げたてのアッツアツで、めちゃウマでした
ダムカード×2枚とダムカレーを無事攻略したので、エルビレッジを後にします

目指すはエルビレッジから2kmほど先の長谷ダム。
少し高度は上がりますが、勾配はさほどでもなく、
エネルギー補給したばかりなので元気に上ります

新緑のパッチワークな山々が美しいです
やがて巨大なダムが姿を現します。


長谷(はせ)ダム
さらにもう少しr39を進むと、
上部ダムである太田第一〜第五ダムの方へ行ける脇道があります。
5つのダムが一つのダム湖を成す姿もかなり惹かれるのですが、
どうもその道がけっこうな上り下りがあるようで。。。
当初の予定ではもちろんそちらも行くつもりでしたが、
なんだかんだと時間も押しているし、
この後の体力・時間を考慮して、残念ではありますが断念することにします
実は、この先こそが2日目、否、今回の一泊二日のツーリング最大の難関なのです
ここから砥峰高原という高原まで6.8km、獲得標高432mを上ります。
数字だけだとそれほど大変なヒルクライムでもないんですが、なんせ荷物が。。。
急な勾配がないのは幸いでしたが、まさに亀のごとくえっちらおっちら上ります
途中でローディーさんが一人追い抜いていきました。
追い抜く時、「そ、その荷物!何キロあるんですか!?」と驚いてました。
“荷物は12kg、京都から”って答えた時の
ローディーさんのリアクションが大きくて面白かったです
最後に応援してくれて颯爽とすっ飛んでいかれました



長谷ダムから1時間をかけてようやく砥峰高原に到着〜

砥峰(とのみね)高原
曽爾高原などと並ぶ、西日本有数のススキの草原が広がる高原だそうで、
映画『ノルウェイの森』や
大河ドラマ『平清盛』『黒田官兵衛』のロケ地にもなったそうです。

頑張って上ってきたので、ご褒美に冷た〜い炭酸かソフトクリームでも、
と思って展望テラスの中を探してみたのですが。。。
無い!自販機一つ無い!

ご褒美はおあずけで、先を急ぐことにします
ちなみに、当初の予定では、一日目にここまで来て、さらにもう少し先にある、
峰山高原リゾートが運営するキャンプ場でテントを張るつもりだったんですが、
ルート、時間、食料調達、気温など、いろんな面で
予定を変更しておいて大正解だとあらためて思いました

<その2>につづく