

当初は年に数回程度しか開かれないチーム走行会の予定で、
奥琵琶湖の海津大崎の桜
&奥琵琶湖パークウェイ
を楽しもう!という企画だったのですが、あいにくメンバーの都合が合わず、14日OKなのは師匠と私の二人だけ。
最近になってダムライドの楽しさに目覚め始めた(?)師匠と、
せっかくだからダムカードをゲットしに行こうということで

ダムカードを集め始めた師匠はともかく、
私は既に、京都から自走でゲットできるダムはおおかた制覇しているので、
今回はある程度の距離を車に自転車を積んで移動し、そこをデポ地として
、そこからライドに出掛けることにしました。
師匠とは10:00にライド開始できるようデポ地で集合ということに。
私は車で8時すぎに出発、一般道でデポ地へ向かいます

師匠は輪行予定


ナビに従って順調に走行、15分くらい早く着きそう
と思っていたら、9:20にケータイのメールが

「着きました~」
早っ!

15分後、私も到着~


デポ地は滋賀県水口のJR貴生川駅
駅前の市営駐車場(1日500円)に車を留め、師匠が待ってる駅前の農協へ。
てっきり輪行だと思ってたら、京都から起伏のある県道16号(大津信楽線)を使って
自走で来たそうです


いつもはMTBの師匠、今回は新たに加わったロードバイク「牛歩号」で
シルバー&ホワイトでまとめられたボディーが眩しいっス
ただでさえ速い師匠、ロードに乗ったら“鬼に金棒”
支度を済ませて10:20に出発
まずは県道4号で南東方向に
自走でここまでやって来た師匠が言うとおり、今日は風がキツい
それでもまだ走り始め&フラットということで30km/h弱の師匠のスピードについて行きます

JRの駅で4つ分走ったところ、油日神社で一旦休憩。

境内には葉混じりながら、まだ桜の花が咲いてました

室町時代後期~桃山時代建立の重要文化財だそうです
油日神社を後にして、県道131&129で安楽越を目指します
上り勾配を走っていくと、私の古いツーリングマップルには名前が乗っていないダム&貯水池が
鳥の声しか聞こえない閑静な佇まい
貯水池左手の畔には小さな赤鳥居が

残念ながら、ダムカードはありませんでした。(ってゆーか、ダム管理所もなし)
途中、R1と合流し再び県道を進んでいくと、「安楽越」の道標が。

ここまでも7~10%程度の上り勾配が続いてましたが、はたしてこの先、本当に「安楽」なのでしょうか。。。
ともかく、ここから先は、滋賀県から三重県へ越境する難所(=峠)の一つです。
はい、今回のターゲットは三重県です。
近畿圏を飛び越え、いよいよ中京エリアへ進出~!
(実際には一度、三重ダムライドは経験してますけど
)
今回、師匠とのダムライドを計画するにあたって、はじめは
土山デポ
→青土ダム→野洲川ダム→武平峠(R477)→三重県というルートを予定していたのですが、
webで調べてみたら、武平峠が4/20頃まで通行止めらしい


例年の冬期通行止めは4/5で解禁されていましたが、
今年はあいにくと、引き続き工事のため通行止めだとか


石榑峠はかねてより峠から三重方面が通行不可
だし、R1の鈴鹿峠越えも交通量が多くて危険だし。。。
と思案していたら、師匠が「安楽越えがあるよ」と。
といった経緯で安楽越を上ります

序盤から10%程度の急坂
ときおり瞬間MAX14%くらいに跳ね上がります
上りの後半は若干勾配も緩みますが、まぁ7%くらいはキープって感じです

勾配がきつくなればなるほど、師匠との差はぐんぐん広がります

序盤、向かい風の平坦路で体力あるうちから調子に乗って
師匠のペースについて行こうと張り切ったのがたたったのか、
あるいは今日は調子がイマイチなのか、早くもふくらはぎがピキピキいいだしました


攣りそうになるのをだましだまし、それでも止まらず脚をクルクル


ようやく安楽越の鞍部に到着~
この時点でちょうど正午くらい
ずいぶん先に上りきっていた師匠は私とは対照的に元気元気!
京都から貴生川までの自走分なんて、ハンデにもなってません

ここから三重方面は急坂のダウンヒル

タイヤをとられないよう注意をしながらダウンヒル

三重側は滋賀側に比べてさらに勾配も急な感じ。
おまけに「石水渓」とかいう景勝地やキャンプ場があって人もよく来るようで、
道の脇には車が何台も留められてました。
安楽越を下りきったら、県道11号との合流点、小学校の前に商店の自販機を見つけたので休憩。
100%オレンジ&グレープフルーツジュースを購入し、持参の「黒糖かりんとドーナツ」
を補給

さ~て、次はいよいよターゲット攻略です


<後編>に続く



