「第1ウェイブ」スタート

最速の男たちがスタートゲートを飛び出すと、
それまでダラダラと流れていた時間が急にピンっと張り詰めたようになって、
会場はにわかにざわつき出します。
5分後にスタートが迫った私たち「第2ウェイブ」の全女子&MTB男子も、
みんなの心臓の高鳴りが聞こえてくるかのように空気が緊張し、
それぞれに横たえた自転車を起こして最後のマシンチェックをしたり、
その場で屈伸運動やストレッチをしたり、のどの渇きをボトルのドリンクで潤したり。。。
残り1分。。。30秒。。。アナウンスがそんな緊張感をさらに増長します
「第2ウェイブ」スタート!

クリートをペダルにセットするカチャッ、カチャッて音を後ろに残し、
自転車の群れがスムーズにスタートゲートをくぐって行きます。
ゲートを出てからも、計測開始ポイントまでは1km強ほどあるので、
その間はまだかっ飛ばす者もなく、調子を確かめるように、他の自転車との間隔をはかるようにして進みます。
後方からスタートした者にとっては、この間になるべく密集状態から脱けだして、
走りやすい位置につける区間になります。
今回の私は幸運にも前から3列目という身の程知らずな好位置からスタートだったので、
スイスイ走り出してしまいました。。。
自分ではそんなに飛ばしている感覚でもなかったけど、
つい気持ちよくペダル回してたら、周りの女性ロードや男子MTBを次第に抜いてしまってました
計測開始ポイントを越す頃には瞬間でしたが「第2ウェイブ」の先頭に!
あちゃ~、やっちゃった
でもいい気分~
だって、今思えば、女子クラスで連続優勝&山岳賞を獲っている“不動の女王”やら
どんなに頑張っても足元にも及ばないMTBの入賞常連者たちよりも
一瞬とはいえ先を走ってるんだもん
実は、計測開始ポイントからはいきなり7%くらいのFHCとしては急な部類に入る勾配
なので、わかっている人はいきなりから飛ばしたりしないのですけどね
もちろん、そんな調子で長い間私が引っ張れるわけもなく、
スバルライン料金所あたりにさしかかる頃には、表彰クラスの女子ローディーや男子MTBerが本領を見せ始め、
私の“暫定トップ”はあっという間に終わりました~
スタートから5kmの地点。
ハンドルバーに貼り付けた目標ラップタイムは18分04秒。(しかもこれは85分で完走のペース)
ところが、実際には15分台で走ってました!明らかにオーバーペース!調子乗りすぎ!
そのため、そこから先のペースが落ちだし、
女子のローディーや自分より後ろからスタートしたMTBerにどんどん抜き去られます
だいぶ後ろの方からスタートしているはずの師匠にも、1合目到達前にパスされました
おバカスタートダッシュを別にしても、今回のスタート順ってちょっとヘコむなぁ。。。
去年までならロードもMTBも混同の申告タイム順のスタートだったので、
周りはだいたい同じ力量のサイクリストばかりだったわけで、
その中から同じくらいのペースで走ってる人を見つけては後ろについて引っ張ってもらって、
ちぎったり、ちぎられたらまた別の人についてって感じで走れたんですが、
今回は前を走っているのはアスリートクラスの人たち。
何がどうしたって追いついたり、ついていけるわけないし。
「第2ウェイブ」でたくさんの女性たちの間に混ざって走れるのは、
それはそれでモチベーションが上がるかもしれないけど(←動機不純
)、
ひたすら女性に抜き去られるばかりでなんとも悲しかったっす。。。
さて、そんな調子でペースも目標よりも順調(?)に落ち、
このままではボーダーラインであり目標でもある90分切りが危うくなってきました
時折小雨も降ってきて、なんだか先行き怪しいなぁ。。。
そのうちふくらはぎがピキピキしはじめました。。。
あわててボトルの中のスペシャルドリンクを飲むと、
これが効いたかどうかわからないけど、ほどなくピキピキが解消
そんなことを繰り返しながらも、2合目、3合目…と着実に上ります
やがて、ドーンドン
の太鼓の音。
「今年もここまで来たな~」なんて思いつつ、ちょっと元気が出てペースアップ。
この先は一番の急坂・山岳賞区間
ダンナーさんは山岳賞狙うのかな。。。

この急坂を乗り切れば、お楽しみの極楽フラットゾーン!
ここでローディー顔負けのダッシュを見せて、一気に挽回をはかるゾ!
と思ったら。。。
う~~~、力が出ない~
スピードに乗り切れない~
去年は40km/h近く出せてたはずなのに。。。33km/hが限界~
ラストの心臓破りの坂なんか、小雨&ガスっててどこにゴールがあるかわからんし~
最後はもう力尽きた感じでFINISH~
プロトレックのストップウォッチをチラ見すると。。。1:30:2...」
まだ正式なタイムを確認するまではわからないけど。。。
終わったな。。。さよならブロンズ聖闘士。。。
やっぱり私にとっては「90分」が越せるか越せないかのきわどい壁のようです
今年は練習不足&体重を減らすことができなかったのが自覚している敗因です。。。
記録はまぁ残念といったところですが、
それでもやっぱりゴールすると何とも言えない充足感
今年は富士山も見えなかったけど!

冷えた体を熱~いお茶とストーブでしばし温めて、
防寒具を着込んで下山
下山時は。。。
私たちのゴールを待ちに待って我慢の限界に達して堰を切ったかのように。。。
雨~~~
ガス~~~ 激寒~~~
そんな中、まだ頑張ってゴールを目指している人たちもたくさん!
スリップに十分注意して安全運転で無事に会場まで下山。
待ってました、あったか~い吉田うどん!

寒かったので七味たっぷりと!
師匠はMTB男子8位にみごと入賞!

今年もチームジャージ designed by アルマート がステージ上に!
後日、公式HPでリザルトが発表されました。
私の正式記録は。。。1時間30分28秒
MTB男子 66人中20位
やはり今回は90分切りならず
順位もタイム相応の成績ですね。。。
せっかくフィニッシャーリング復活したというのに、またブルーリングが増えちゃった。。。
ブロンズの権利があった昨年の分のフィニッシャーリング、お金払うからくれないかなぁ。。。
【本日の走行】第9回Mt.富士ヒルクライム
クラス:MTB男子 順位:クラス20位/66人中 総合1,649位/4,703人中
リザルト:1:30'28 Dst:24.0km Av:15.9km/h Mx:32.9km/h Alt:1,270m
Tm:2:41'10 Dst:55.28km Av:20.6km/h Mx:60.1km/h Alt:1,483m
