社会福祉・ヘルパーさんについて思うこと | 心理カウンセラー 奥園 清香 の日記

心理カウンセラー 奥園 清香 の日記

心理カウンセラー 
奥園 清香 の日記です。


心理カウンセラーとして、
日々感じること、出会った人、
感動したことなど、綴っています。

昨夜、尊敬する女性のお仕事を手伝う機会を頂きました。


彼女は、福祉施設を運営したり、

ホームヘルパーの事業所を行っていたり、

私に福祉に対する考え方を、

心と身体で教えてくださった女性です。


彼女の事業所には、

生活をする際に何らかのサポートを必要とする方が

登録されて、そこにヘルパーを派遣するという

コーディネートを行っているのですが

常に利用者の方の立場に立って

最善の方法を模索している方です。


その方の、

素晴らしい人柄のおかげで

人徳で、

登録されているヘルパーは

察する力が非常に高く、優秀な方が多いと

私は、思っています。


しかし、昨夜は、その事業所内の問題で

大変考えさせられる話を聴かせていただきました。


身体に、ハンディをお持ちになっている利用者の方の中に

Aさんという方がお見えになります。


Aさんは、自分の自宅に

派遣される、すべてのヘルパーさんに対して、


「この人は、気に入らない」

「この人の、ここがイヤだから変えて欲しい」

「過去に、何をやっていた人なの?」

「○○には、つれていけないタイプの人だ」


こういうことを言い続けるそうなのです。


とうとう、派遣するヘルパーさんがいなくなってしまうほどの

有様で、人の悪いところを見つけて

出来ないことを次々に無理難題を言われるようなのです。


ハンディがあるとか、ないとかではなくて

人として、どうなのか?と

私は、第3者として話を聴いていて思いました。


ヘルパーさんとの相性が悪ければ

変わっていただき、自分の価値観の合う方と

共に、過ごされたほうがいいことは私も同感です。


カウンセラーもクライエントさんが

「このカウンセラーが合わない」と思えば

違うカウンセラーに話をしたほうがいいと私は思いますし

そのほうが、効果があると思います。


でも、今回のようなAさんのケース・・・

すべての人の悪いことを指摘し

新しい人が来られたら、その人の欠点を

探されてばかりの発言・・・。


人は、どんな状況であっても

共に、学び、共に、共有し

お互いを大事にする力を持っていると思うのです。


最初から、あきらめてしまう人間関係は

残念なことですし、Aさん自身がどんどん自分の人生を

生き難くしてしまう様に思いました。


利用者の方には、様々な方がお見えになることはわかります。


ただ、どんな自分であったとしても

感謝の気持ちを持ち生きていくことは

人として、必要なことだと思うのです。


最近、ヘルパーさんが、現場で大変な思いをされている

お話を聴くことがよくあります。

私は、ヘルパーさんの養成講座へも講師として出かけますので

常に現場の声は聴いていたいと思っています。

ハンディを持っているとか、持っていないとかではなくて

「利用者(介護を受ける側)」と「ヘルパーさん」という役割や立場ではなくて

社会には、いろいろな方が見えて

どんな方もが、当たり前に生きていける世の中こそが

真のノーマライゼーション

(いろいろな方がいる世の中こそがノーマルな状態であることの意)だと思っています。



私達の身体に、鳥のような羽がついていなくて

空を飛べないように


私達の手が鋭いナイフのように

物を切ることができないように


ただ、その人は歩けないだけ。


空を飛べないから、飛行機に乗り

切れないから、ナイフを使い

歩けないから車椅子を使う


ただ、それだけ。



学生の頃、大好きだった国語の先生が

話してくれた言葉を思い出します。


ただ、それだけの、当たり前のことを

受け入れられない、「受容」ということが

必要に思うのです。


私は、自分を受け入れ

人を受け入れ

自分の人生を受け入れるからこそ

見えてくるものがあるように思っています。



ネコ