さて、前回、ヤフオクにでていたMAJIK DSをポチった話を書きました。2011年の春ごろの事です。それまでは数万円のONKYO DAC1000とPowerBookの組み合わせか、もしくはDACアンプのRDA-520しか使ったことが無いのですから、その私がLINN MAJIK DSに寄せる期待は尋常ではありませんでした。

 

とにかく、とんでも無くいい音に違いないと確信していたのです。

 

そして、我が家にMAJIK DSはやってきました。

 

そもそも、ネットワークオーディオの仕組み自体がよくわかっていないので、私は普通にファイル共有の仕組みでファイルを再生すると思っていたので、Macの中にある音楽ファイルを共有設定し、LINNのアプリ、Kinskyで再生を試みます。

当然、全くファイルが見えません。私の大きく膨らんだ期待は焦りに変わります。結構散財したのに、、、、

その後、いろいろ調べて、どうもメディアサーバーなる仕組みが動いている必要があるという事が判りました。でも、マックは元々iTunesで音楽のファイル共有はできるし、それじゃダメなのかしらん、と悩んだ物です。今思えばダメに決まってんじゃんって感じなのですが、当時はそれで悩んでいたのです。

 

結局、これはNASといわれる専用のサーバーを作る必要がありそうだとわかり、当時音の良さで話題になっていた、QNAP 119+というNASを導入し、Twonkeyメディアサーバーを有効にしたらはじめてKinskyに音楽ファイルが表示されたのです。ここに至るまでに1週間近く悩んでいました。

さて、わくわくしながら音楽を再生してみます。

 

・・・・・・・・っん??

 

何か、音がこもってないかい?

元のDAC-1000+ MacBookで再生していきます。

 

はっきりとDAC-1000のほうが音が良いのです。

マジか・・・・・。

 

その上、メッチャ不安定です。すぐにファイルが見えなくなってしまったりと非常に苦労したことを覚えています。

 

今思えば、5000円のバッファロー製の4ポートスイッチ、家の中からかき集めたLANケーブルを使って居たのですから、そこを多少でも工夫すれば良かったのでしょうが、まさか、全てデジタルで伝送され、しかもバッファに貯めてから再生しているネットワークプレーヤーの音がネット環境に左右されてしまうなんで、夢にも思わなかったので、もしかしたら、この音がいわゆるハイエンドでいい音なのかもそれないと思い込もうとしたのですが、どうしてもDAC-1000+PowerBookの音の方が良く感じてしまい、結局すぐに手放します。その後、性懲りも無く、AKURATE DSをヤフオクで購入するのですが、やはり同様に音はもう一つで、こちらも速攻で手放し、LINNの音はダメなんだと勝手に思い込んでしまったのです。

 

もちろん、LINNがダメなわけでは無く、ネット環境がダメダメだったのですが・・・。

当時はネット環境に音が左右されるなどと思いもしなかった私ですから、当時はLINNはわたしには合わない音だ、と思うようになったのです。

 

そんな私がネット環境の重要さに気がつくのはそれから10年近く後の事になります。この辺の事はこのブログでも何度も書いています。

 

さて、ネットワークオーディオではダメでしたが、IN 400にふさわしい再生器機で、いわゆる高級機の音を聴いてみたいという欲求は日増しに高まり、私は、沼の底へ急激に落ちていくことになります。

 

沼の入り口でぎりぎりヤフオクの格安中古のみを狙っていた私が底に落ちてしまうのは、Esoteric K-03の導入と、同時に聴かせていただいた、あるオーディオ用RCAケーブルに出会ったことでした。

 

以降、次回に続きます