今日一日中音出しを続けて、再度ES15を聴いています。結論から言うとこのスピーカーかなりいい感じです。


とにかく癖がないというか特徴がないというか、安心して聴いていられる感じです。


ここでPIEGA ACE30と比べてみます。




聴いた曲はまたしてもEurythmics Adrianです。


音の前後感や空間の広さはACE30の方があります。またより中低域中心に聴こえます。

音の粒立ち感は同等かもです。音の細部はACE30に軍配が上がるかもです。


もう一度ES15を聴いてみます。


うーん、音の分離感はPIEGAの方がいいかもだけど、あんまり変わらないかな、これは。空間により清澄さを感じるのはES15です。音場の奥行き感はだいぶPIEGAの方がいいと感じます。高域の伸び感はES15の方がいいかも。一つ一つの音の彫りの深さというか粒立ちはPIEGAの方がいいですし音が力強いのです。


でもね価格差約5倍を肯定できる程の差はないと思います。正直なところES15ユーザーがPIEGA ACE30に買い換える意味は少なくともアンプにM1を使っている限りはないと思います。


次にLUMINA II AMATORと比較してみます。


そもそも全く美しいです。やはりSonus Faberのスピーカーは見た目だけでも所有する価値があります。


さて音ですがこれは全く違いますし、そもそも音のクオリティがワンランク確実に上です。高域の伸びが段違いですし、音の細部の表現の細かさも全く違います。音場も広く、音の分離も明確に良く聴こえます。


ES15とMarantz M1を使っている方が、LUMINA II Amatorを自宅に迎えたら感動して一日中音楽を聴いてしまうと思います。ただ低域が締まっているので量感はもう一つです。そこだけはES15の方が豊かです。


次にJBL L52 Classicと比較してみます。同じアメリカのスピーカー同士です。



音の細部の表現は非常に細かく、LUMINA II Amatorと同等な感じです。ただし、音場が狭いのです。音場は確実にES15よりも狭いと思います。

前後感が特に感じにくいです。

全部の音が細かいところまでよく聴こえ、それがこっちに迫ってくる感じとでも言いましょうか、少なくともLUMINA II Amatorのように空間に散りばめられるという感じは希薄です。

音のバランスはLUMINA II Amatorよりも整っていると感じます。低域が締まっておりかつある程度の量感もあります。


もう一度ES15を聴いてみます。

うーむ、これはこっちの方が私にはかなり良く聴こえます。とにかく音場の広さが違います。はるかにというレベルで広く感じます。特にIts All Right(Babys Come Back)などは全く違います。L52Classicは二つのスピーカーの間に音場ができるかんじですが、ES15は3D的に空間に音が広がります。


おそらくM1+ES15のユーザーの方が、L52Classicを買う意味は、音の好き好き以外では意味を見出しにくいと思います。


最後にB&W 707S3PEと比べてみます。


おおおおおーー!

これは全く違います。とにかく音の細部の表現が素晴らしい上に音場が部屋全体に広がります。

完全にワンランク上の音です。


もしM1+ES15ユーザーがB&W 707S3PEを購入したら、一日中どころか1ヶ月、音楽三昧になってしまうかもです。

音の質も分離感も空間性も、これまでのスピーカーたちとは段違いと言っていいです。まあLUMINA II AMATORは音楽次第という気もしますがそのほかのスピーカーは勝負にならない感じです。


と言うわけで、POLK AUDIO ES15は非常に安価でありながら10万円台のスピーカーとは互角以上に渡り合える実力の持ち主でした。完全に予想以上に良かったです。


このスピーカーは変な癖がなく、素直な音で、空間再現性は価格からすると破格に良く、音の細かさも十分に10万円台のスピーカーと渡り合えます。


この価格帯のスピーカーとしても15万円までのスピーカーと比較してもコスパだけでなく、実際の音でも十分に対抗しうる質があると思います。強くおすすめです。


以前、エントリースピーカー対決をしたことがありますが、その時にこのスピーカーが発売されていたらダントツの一位だったと思います。


うーん、この値段でこの音だとするとR200とかやばいかもです。