久しぶりに創造の館を見てみたら、相変わらずでした。

 

 

 

流石に、このAI全盛の時代に、自分でこれから主張しようとすることのチェックぐらいしないのだろうかと思うような主張の連続です。

 

このかたの主張で最も痛いのが、以前から主張している、アンプは周波数振幅特性だけ見れば良い。時間特性は計算で出てくるから、という主張です。実際には、振幅特性だけで、時間特性は決まりません。位相特性がなければ計算できないのです。

 

計算でインパルス応答を周波数特性から計算するには、正確には、複素周波数特性がわかればインパルス応答も計算できる、というのが正しいのですが、残念なことに、かれの主張は明確に振幅特性だけで良いと言い切ってしまっています。

 

実際、カタログ上の周波数特性がほぼ同じアンプでも音は全く異なります。これはカタログ上の周波数特性が振幅についてしか記載がないためです。彼は、聴き分け能力が極端に低いのか、もしくは音の違いを全てインピーダンス整合に求めているからか、アンプで音は変わらない、とも主張しています。私からすると、うーん、何言ってんだろうな、という感じです。

 

しかし、彼の物言いを科学的だとか、技術的だとか、言っている人たちは数多くいます。

私からすると、創造の館の主が仰っている、技術論は、まるで錬金術の時代の科学者、それも出来の悪い科学者の主張のように聞こえてしまいます。かれの主張が科学的だと思う方の科学リテラシーを考えると、背筋が寒くなります。