ある方からDENON HOME AMPとMarantz M1対決をスピーカーをLUMINA II AMATORにしてやってほしいというリクエストを受けました。
TAIS Adapterは部品の入荷待ちでこれ以上やりようが無いので、Sonus Faber LUMINA II Amatorを久しぶりにひっぱり出して(実際にはオーディオルームの隅から設置しただけですが)、まずはVolumio Primo+PMA-600NEの神ペアに繋いでみます。
聴いたのはこちらです。
もうね、これ以上何が必要でしょうか?めっちゃ良いです。ただLS52の方がジャズっぽいです。LUMINA II はとにかく高域が綺麗。ボーカルも素晴らしいです。
この曲には合います。
こっちの曲はLS52の方が良かったかも。LUMINA IIの方が音は絶対いいと思いますが、なんか綺麗すぎる感じです。
と言うわけでやはりLUMINA IIは素晴らしいとわかったところで対決です。
まずはRoon経由でDENON HOME Ampです。
おおーこれは全然悪くないです。707S3PEで感じた低域のゆるさも無いです。あれはなんだったのでしょうか?
立体感も十分ですし音場も十分広く解像感もいい感じです。Volumio Primo+PMA-600NE+TAIS Adapterのような凄みはありませんが、これだけ聴いたら誰かに自慢して聴かせたい感じになるかもしれません。
次はMarantz M1を聴いてみます。
以前からこの組み合わせは非常に良い感じでしたから期待が高まります。
ちなみに今回はアクセサリーはHOME AMPともに使っていません。
おおー!この解像感と透明感は素晴らしいです。音もバランス的にはHOME AMPの方がいいかもです。
しかし音の質はやはりHOME AMPよりは上だと思います。
ただこれまで聞いた3つのスピーカー、707S3PE、LS52、LUMINA II Amatorの中では最も差が少ないと感じます。
低域の量感はさておいてその解像感は素晴らしいです。そして空間がとにかく綺麗です。
次にアナログ入力を試してみます。ここはM1単体からVolumio Primo2026を買い足して意味があるかを確認したいと思います。
まずはM1+Volumio Primo 2026を聞いてみます。
まずはTAIS Adapterなしで付属の電源です。付属の電源は
こんな感じで結構しょぼいです。
さてこれで聴いてみます。
こちらです。
音にバランスが良くなって低域の量感が出てきます。結構大きく音が変わります。解像感番長だった音で明確に高域寄りだったものがバランスが良くなるのです。ただ音場感はM1単体の方がいいです。これは買って良かった〜ーとなるかどうか微妙です。元の音が好きだと売っちゃうかも。
では電源をDC Power Box 5Vに変えてみます。
おおおー!これは良いです。音場感が広くなり、声に艶がのってきます。低域の量感が明らかに単体の時よりもありますが解像感もあっていい感じです。音としてはVolumio Primo+PMA-600NEに近いです。でもこれなら初めからVolumio PrimoとPMA-600NEを買った方が安上がりです。
さてここでPrimoに設定に気がつきます。そうです。PrimoにはNOSモードがついているのです。
と言うわけでオンにして再起動してみました。
すると、音の鮮度感が確実に一段上がります。これは私はこっちの方が好きです。
この音なら、買って良かった〜となると思います。
ではこの状態で再度付属アダプターに戻してみます。
おおおおー!!なんで?戻しても音場は広いままです。これいい感じです。
でも元のM1単体とどう違うのでしょうか?と言うわけで単体で聴いてみます。
おおー!やっぱりいいです。これは単体とVolumio Primoに付属電源、NOSモードを加えたのと一長一短かも。
もう一度Volumio Primoで聴いてみます。
うーむ、こっちの方が解像感が高いです。低域はほぼ同等です。
ではPrimoにTAIS Adapterを使ってみます。
使うのは先程決めた最終仕様版です。
おおおおー、なんでしょうか、音が全く違います。音場がいきなり広がります。それだけではなく高域寄りに感じたバランスが非常に良くなります。この音なら絶対買って良かったと思えます。本当に命懸けでリポバッテリー使って得られていた音が簡単に手に入ってしまう事に本当にびっくりします。
と言うわけでMarantz M1にVolumio Primoを買い足すなら電源の工夫がないと買って良かったとはならない感じです。逆に言うとVolumio Primoは電源の工夫ができることが大きな強みなのだと思います。
ではDENON HOME AMPのアナログ入力を試してみます。
同じくVolumio Primoと繋ぎます。
まずは先程最も良かった付属アダプター+TAIS Adapterを電源にして聴いてみます。
うーむこれは全く悪くないです。というかいいです。というかM1との差がわからない感じです。
すごく不思議なのですが上流が良くなるとアンプやスピーカーの差がわかりにくくなるのです。今聴いている音はさっきM1で聞いた音そのものと言っていいです。うーむ。
この現象を説明できるとすれば人間の知覚特性以外にない気がします。
ではTAIS Adapterを外して電源を付属アダプター単体入力変えてみます。
少なくともNOSモードを使う限りこの音は十分に素晴らしいです。DENON HOME AMP単体よりも絶対に良いです。
ではDENON HOME AMP単体で聴いてみます。やっぱり悪くないです。これだけ聞けば十二分に満足です。
上流さえ良ければこの製品のコスパは現在の値段なら化け物級です。
というわけで、LUMINA II Amatorは鳴らしやすいのか、M1とHOME AMPの差が最も小さかったと感じます。
またVolumio Primoを導入しNOSモードに設定する事でDENON HOME AMPでは大きな質の向上を感じるでしょうし、さらにTAIS AdapterやDC POWER BOXの導入で別世界に連れて行ってくれます。
M1は単体で十分にハイエンド機器に近い音を聴かせてくれます。その分グレードアップはVolumio Primoの導入だけでは難しく電源も同時に工夫する必要がありそうです。
そして共にVolumio Primoを導入し電源を工夫すると得られる音は極めて近いものになります。
私はLUMINA II Amatorを考えているならまずはHOME AMPで我慢してVolumio Primoを導入、さらに余裕ができたら電源をと言う作戦がいいかもと思いました。












