Qobuzのサービスが始まって以来、ネットワークオーディオの記事やYouTubeでの動画が非常に増えていると感じます。結構、CDとの音質差を比較したり、ネットワーク機器による違いを報告されていたりと色々です。

 

例えば、このマッシーさんの動画。私はこの方の動画が好きで、よく見ます。いかにも誠実さがあふれ出ている感じですし、何かをディスったりという事も無く、気持ちよく見られる動画です。

 

この動画の後、色々と試されて、直近ではSilent Angel N8、DNP-2000NE、Roon Server Silent Angel Z1で楽しまれているようです。

さて、ネットワークオーディオはかなり要素が多く、どのように投資をすべきか、という結論は出ていないと思います。

 

今回は、私の経験から、こんな感じでどうかしら、という組み合わせをお伝えできればと思います。

今回は、すでに手持ちの機器を持って居られる方がネットワークオーディオを導入するという前提で書いてみようと思います。

 

1.予算10万円以内でQobusをできるだけいい音で聞きたい

 予算10万円だと選択肢は限られます。経験上、有線ネットワークはかなり練らないと、Wifiの方が音が良いという感じです。そこで、Wifi接続で聞くという前提で、私が持っている、10万円未満の機器だと、Bluesound NODE、Bluesound NODE NANO、Wiim Ultra、Wiim Pro Plusとがあります。この中で、アナログ出力で使うなら、Wiim Ultra、手持ちDACを使う前提でデジタル出力で使うなら、将来の電源の導入を前提に、Bluesound NODE NANOがいいのではないかと思います。    

 

2.予算20万円前後まででQobuzも含めてネットワークオーディオをはじめて見たい

 予算20万円だと幾つか選択肢が出てきます。経験上、ネットワークオーディオはネットワーク環境が大きく物を言います。そこで、思い切って、環境に投資をするバターンも考えてみます。

2−1 環境投資型

 せっかく環境に投資するのですから、きちんとお金を掛けます。TOP Wingさんが出した、DATA ISO BOX + OPT APのセットを導入します。これで、7.7万円です。残り、13万円。ここは光アイソレーションを導入しましょう。10Gtekならメディアコンバーターが2個セットと光ケーブル10mで8000円弱です。光ケーブルは余り短くない方が良いと思います。音にこだわるなら、LAN iPurifierProが5.9万円でおすすめですし、もう少し安い物だと、OPT ISO BOXが3.9万円で同じくTOP Wingさんから出ています。ただ、高い。はじめは10Gtekでもいい気がします。それでも十分に効果は確認できます。

image

 

 

 

 

 

プレーヤーは、10万円と同じく、アナログであればWiim Ultra、デジタル出力なら Bluesound Node Nanoといずれも5万円台後半で抑えます。

 

これなら、ほぼちょうど20万円です。

 

2-2 プレーヤー一点豪華型

 ちょっと無理をして、Eversolo A6 MasterEdition Gen2、日本のメーカーならDENON DNP- 2000NEが最もいい選択肢だと思います。ただし、A6はWifi経由の再生はできません。

どちらの機器もQobuzは聴けますが、DENONはQobuzアプリからの再生のみです。少なくともなぜだかわかりませんが、我が家ではRoon経由よりもQobuzアプリから直接再生の方が音が良い感じでした。ですので、Eversolo A6にしても、DNP-2000NEにしてもQobuzアプリからの再生が良いと思います。

 もし、DACをある程度の物をお持ちであれば、Volumio RIVO+や、NeoStreamがいい選択肢だと思いますが、電源でかなり音が変わりますから、電源のグレードアップは必須だと思います。今買うなら、Volumio Rivo+が最も良いかもしれません。

 

2-3 プレーヤー重視バランス型

 プレーヤーを多少グレードを下げて、その分ネットワーク環境に割く方法です。Eversolo A6 Gen2は165000円なので、TopWingさんのオーディオ用ルーターとAPのセット、DATA ISO BOX + OPT APのセット7.7万円を購入しても24万円以下。おそらく、DNP-2000NE単体や、Eversolo A6 Master Edition Gen2の単体よりもEversolo A6 gen2を購入して、DATA ISO BOX、OPT-APで武装した方が音が良いのではと思います。

 自分で聞いたことはないのですが、Volumio Primo、もしくはDACがあればRivoは非常にいい選択だと思います。例えば、Rivoにして、DATA ISO BOX+OPT APを導入して、24万円程度。Primoであれば、20万円ちょうど位です。予算的には最もいい選択しかも知れません。Primoにはバランス出力があるので、例えば、Soulnote A-0等、バランス入力の方が音が鮮烈にある様なアンプを使っていらっしゃるなら、この中なら、Eversolo A6、もしくは、Volumio Primo が良いと思います。

 

 

 

 

 

 

環境重視型、プレーヤー一点豪華型、バランス型のどれが一番音が良いかはなんとも言えませんが、環境重視型が最も音が良い可能性も否定できないところが、ネットワークオーディオの面白いところです。ただ、経験上、DATA ISO BOX+OPT APの効果は非常に大きいので、バランス型の中から、DMP-A6 gen2を選ぶかもです。少なくとも、将来的な音の向上という意味では、一点豪華型もアリだとは思うのですが、経験上、ネットワークをそのままにして、いくらプレーヤーを高額な物を買ってもCD再生を超えることは無理だなと思っているので、環境重視型、もしくはバランス型から選ばれると良いと思います。

 

3 予算35万円程度まででネットワークオーディオをはじめたい

 予算35万円をネットワークオーディオのみに掛けられるなら、Roonが視野に入ってきます。ここも幾つかのパターンを考えて見たいと思います。

 

3-1 Qobuzアプリ利用再生環境一点豪華主義パターン

 Roonは導入せずに、Qobuzアプリを利用して再生するパターンの場合です。ここは中古を活用して、Ediscreation FiberVox 2+ Silent Switchを中古で購入します。思いっきり環境に振ったパターンです。中古だとこの2つで30万円弱程度です。これを導入しプレーヤーは最低限のアナログ出力ならWiim Ultra、デジタルならBluesound NODE Nanoを選択します。ネットワーク環境はかなり良い感じだと思いますし音もそこそこにはなると思います。

 

3-2 環境重視パターン

 光アイソレーションはLAN iPurifire Pro、中古のEdiscreation Silent Switch JPSM、この二つで、20万円弱です。残りをプレーヤーにつぎ込みます。DMP-A6 gen 2を使います。これで価格はちょうど35万円ぐらいです。

 

3-3 Roon導入パターン

 Roonはやはり音が良くなります。ですので、ここも中古を活用して、Roon ServerとしてSilent Angel Z1の中古(10万円前後)を使い、ネットワーク環境は新品のDELA S100/2を使います。DELA S100/2にはSFPポートがあるので、光絶縁は10Gtekの格安品で済ませます。ここまでの値段が、27-28万円。残りをプレーヤーに使いますが、Bluesound NODE Nanoがデジタル用、Wiim Ultraがアナログ用として適していると思います。Roon ServerをNUCを使う方法もありますが、NUCを新たに組むとやはり10万弱となってしまうので、それならSilent Angel Z1の中古の方がはるかに音は良いと思います。

 

3-4 プレーヤー一点豪華主義パターン

 何は無くともプレーヤーにお金をつぎ込んでしまうパターンです。ここは、Eversolo A8一択だと思います。音は素晴らしい物があります。しかし、このパターンは環境を待ってく考えていないので、音としては今ひとつになるはずです。将来的には、オーディオ用ネットワークスイッチやオーディオ用ルーターの導入が必須です。

 

 

3-5 プレーヤー重視型

 プレーヤーにある程度の物を使うパターンです。DNP-2000NE、もしくはVolumino Motivo、Atoll MS120などをアナログ出力なら選択します。デジタルでいいなら、Neo Stream、もしくは Volumio Rivo+を選択するのが良いと思います。ここまでで25万円ぐらいです。これにネットワーク環境を整えます。DATA ISO BOX+OPT APで7.7万円、光アイソレーションは同じくトップウイングのOPT ISO BOXを使います。ルーターはとりあえずは、DATA ISO BOXにオーディオ器機用のポートが3つあるのでそれを使います。将来的にはオーディオ用HUBを導入した方が音は良いと思います。

 

3-6 バランス型

 プレーヤーとネットワーク環境にほぼ同額を割くパターンです。オーディオ用ネットワークスイッチとしてDELA S100/2を導入し、プレーヤーはDMP-A6 gen2を使います。光アイソレーションは格安10Gtekもしくは、OPT ISO BOXを使います。格安10Gtekでも必ず光アイソレーションはした方が音はいいです。

 HUBのグレードをSilent Angel N8に下げて、その代わりオーディオ用ルーターのDATA ISO BOX+OPT APを入れる方法も考えられます。光アイソレーションは、LAN iPurifier Proとすると、プレーヤーを同じくDMP-A6 gen2にするとちょうど35万円ぐらいです。

 

 

 

この二つの比較、質の高いHUBにお金を掛けるか、それとも、同じ値段でHUBの質を下げて、オーディオ用ルーターを導入するか、どちらが音が良いかは今度実験してみようと思います。

 

長くなったので、今夜はこの辺で。また時間があるときに続きを書いて用と思います。

こうして見てみると、Top Wingさんが出してくれた、各種機器はネットワークオーディオをやろうと思ったときに非常に選択肢を広げてくれる良い商品だと本当に思いました。感謝です。