我が家のメインシステムにつながっているネットワークプレーヤーは今のところ、DMP-A8(or NeoStream)→Mutec MC3+USB•REF10SE120→HUGO M-Scaler+DAVEの総額定価ベースで○百万円のシステムにケーブルだけで30万円以上かけたものと、シンプルにDENON DNP-2000NEに5万円のKryna INCA 5をケーブルに使ったものの二系統です。


さてこの二つにどれぐらいの音質差があるのでしょうか?

勿論ネットワークの上流にも狂ったような値段の機器が使われているのでなんとも言えませんが、、、。まあそこは置いておいて。



まずはアリソン・クラウスさんのMaybeを聴いてみます。


DNP-2000NEから。

再生はRoonBridgeとして行います。

冒頭のギターとフィドルの音は十分に繊細に感じます。

ボーカルは真ん中にぽっと浮かびます。低域は解像感もあり良いです。

うーむ。これだけ聞くとなんの不満もないです。

十分にハイファイです。


ではとち狂ったお金が掛かっているメインシステムで聴いてみます。ちなみに音量差が6dbほどあるので音量をその分下げて比較しています。



再生の最上流はバッテリー駆動のNeoStreamとします。

うーむ、これは残念ながら全く違います。特に1分30秒から2分にかけて様々な楽器が一度に演奏され盛り上がる場面は全く違って聞こえます。

とにかく全ての音が分離して一音一音が明確に聴き取れるのです。まさかCDにこんな音が入っているなんてと驚愕するレベルです。

しかし、思い出してみるとこの音はこの機器を買って一朝一夕に出たものではなく、Hugo  M-Scalerの電源やNeoStreamネットワーク電源を危険を顧みずバッテリー駆動とし、各ケーブルをコストと時間をかけて吟味した結果です。お金を出してただ機器を買ってきて繋いでも絶対にこの音は出ません。おそらくDNP-2000NEと大して違わない音しかしないと思うのです。


なんたって裏側はこの通りですから。


その意味でDNP-2000NEは買ってきてすぐにかなりいい音でネットワークオーディオを楽しめるのです。


もう一度DNP-2000NEで聴いてみます。

うーむ、これだけ聴けばなんの不満もないです。知らなきゃいいのです。本当に。

ではDNP-2000NEにちょっとアクセサリーを使ってみます。



YUKIMUのPNA-USB01とPNA-RCA01をフロントUSB端子とリアのデジタル出力端子に取り付けます。


おおおおー!!

これだけで霧が晴れてかなり音の分離感が良くなります。先程のMaybeの1分30秒から2分にかけての部分の音の分離感は大幅に改善します。メインシステムに一歩近づきます。真面目な話しこれだけここまでの質があればもう十分です。まじか、、、、。


もう一度メインシステムで聴いてみます。

やはり例えば声の生々しさや音の分離感、立体感など聴き比べると大きく違います。お金をかけて良かったと思えます。

でもね、DNP-2000NEの音も、はじめよりはかなりメインシステムに近づいてはいます。

ほとんどの人はこれで十分じゃないかなと思うのです。


と言うわけで、DENON DNP-2000NEは素の状態でもかなりいいですが、PNA-USB 01とPNA-RCA 01の利用でハイエンドシステムの中に入れても遜色ない感じになります。勿論突き詰めたメインシステムのような音とはまだ差がありますが一般的なスピーカーを使う分にはメインシステムの音とDNP-2000NEにアクセサリーを使った音は区別がつかない可能性があります。


今、DENON DNP-2000NEをお使いの方で、その音をなんとかしようと思うなら、買い替えを考えるよりまずはPNA-USB 01などのアクセサリーを使うべきです。明確にDNP-2000NEの音を上回る機器を買おうと思ったら、結構な出費になると思います。もしくはオーディオ用ハブなどに出費すべきです。それぐらいDNP-2000NEの素性は良いと思います。